ギルド2
第15話
「まずギルドの役割ですが……簡的にいえば何でも屋になります…そして、ギルドに登録をしてもらい冒険者という職業になってもらい依頼をこなしてもらいます!
依頼をこなしてもらうのにあたりランク制限をもうけています。
このランクが一番上でSランクで一番下がGランクとなってます…これとは別に国や人々に多大な貢献をした人をSSランク、またはスペシャルズと言います。
ランクアップは特定の依頼をこなしてもらうとアップ出来ますがCランクからは試験等受けてもらいます…何かここまででわからないことはありますか?」
なるほど…その人の腕によって等級が決まるのか…面白そうだな…
「冒険者になるための条件はあるのか?」
「はい、条件は何処の支部でも一緒ですが登録料500銀貨がかかります…そしてまずこの水晶に手を置いてもらいます…ここで犯罪歴等を見てなければ書類を書いて銀貨を払い登録完了です」
「そうか、ありがとう」
この水晶といい、この世界は不思議な道具が一杯あるな…
「終わったのか…では行くか」
二人はギルドを後にした…
「このあとは一端指令部に戻りたいんだが…お前はどうする?」
「わかった…一緒についていくよ…」
闇に呑まれた静寂の中に一人の人が立っていた…
「見…つけ……た…逃がさない…今……度こ…そ……た………て……る…」
そういいながら静寂の中に消えていった…
そこにもう一人静寂の世界から現れて泣いていた……
「ごめん…もう……無理……みたいなの……貴方の未来に……幸せに………な…………て…」
そういいながらまた消えていった…
「疾風中尉任務を終えて戻りました…
「うむ、ご苦労…次の任務に戻れ…」
「は、了解しました」
「大河内トオヤといったな…君は一緒にここに残ってくれ…まだ話がある…」
俺に話……一体何の話があるんだ…ま、どうせやることはまだ決まって無いしな…しばらくは言う通りにするか…