表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
絶望の未来から世界を救う  作者: トオヤ
12/95

ほんのひととき1

           第12話


ガヤガヤと野次馬が集まって来て騒ぎ始めた…


「なんだ?喧嘩か?」

「いいぞ、やれやれ~」

「あたいの尻をさわるなんて10年早いんだよ‼️とっとと帰りな‼️この変態が」


どうやら酒場でひと悶着あったみたいだ…状況から見るに吹っ飛ばされた男が何かやらかしたんだろうが…


「ちょっと見てくるよ…」

まったく、仕事を増やすのが好きな連中だな…


「ああ、君、悪いが事情を教えてくれないか?」

「これは兵隊さん、わざわざすみませんね…」

「そこで伸びてる野郎があたいの尻をさわって来るもんだからついね…」

「なるほど…つまり、無断で触ってきたから報復に殴り飛ばしたと…」

「殴っちゃいないさ…ただちょっと投げ飛ばしただけ…」


だんだん小声になりながら給子の女はつぶやいた…


「痛って~、」

そうこうしてるうちに投げ飛ばされた男が目を覚ましたみたいだ


「このアマ、やりやがったな…」

相手は酒を飲んでいたのか、足取りは悪かったが女の方に向かっていった…この後のことも考えずにご苦労なことだ…


「ちょっと待て、他のお客さんに迷惑だろって、」

ひょいっと男をつかんで止めた

「なんだてめぇ、邪魔すんじゃねえ‼️」


止められて相当頭に来たのか殴りかかってきた!


「危ないなぁ、抵抗するなら牢屋で反省してもらうけど…」


男の攻撃をかわしながら腕を掴み後ろにやった


「いてててて、」

「さあ、おとなしくして…公務妨害で捕縛するよ‼️」

男はそういわれ急に青ざめた顔になってきた


「すいません、もうしませんから許してくだせぇ」

「俺じゃなく、店の人に謝りな!後、お金払ってね…無銭飲食は捕縛の対象だよ」


ニコニコ笑いながらそう言って男を放した…


「すみません……」

「あたいは別にいいけどね…これに懲りたらもう下品な真似はすんじゃないよ!」


男はお金を払ってそそくさと逃げていった!


「迷惑をかけたね…お昼食べたかい?食べてないならあたしがサービスするからたべっててくれ」

そういわれ俺達は中に入っていった…中からはものすごく美味しそうな匂いが漂ってきていた


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ