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最後の玩具の奪還計画

勇者は種芋を植えようとしている!どうしますか?


いっしよにうえる


となりでうえる


うしろをついていく


いもをほりだす


こしかごにいれていく


つぎつぎにほりだす


みつかる


いもをうえなおす


ごまかせたとたばこをすう


たばこをくわえる


たばこにかるいしょうげきがつたわる


たばこにひがつく


よこをみるゆうしゃかみている


ゆうしゃがなにかをにぎっている


おやゆびではじきとばそうとしている


たばこをくちからおとす


ようすをみる←



「モグモグ でな、俺はそろそろ頃合いだと思うんだけど、どう思う皆な?モグモグ」


あれから半年が過ぎゲートの件が落ち着いて来た。

夏の収穫も大体終わり葉物野菜が植え終わった。


その間もあの国は進軍を続けていた。

到来者達を隷属し兵士に仕立てあげていた。

しかしそのつけがあの国に厄災とし却って来ている。

厄災『魔王の配下の復活』と名付けられた暴徒達によって厄災『山の神の雄叫び』と名付けられた火山の噴火厄災『川の神の嘆き』と名付けられた大洪水厄災『大地の神の大激振』と名付けられた広範囲群発大地震。

あの国は厄災の対処にに手間取っている。

あの国の前線は瓦解始めた。

更に勇者組合員(ヒーローズ)達の奮戦により厄災となった到来者達を少しづつ隷属の装飾品の無い地域に逃がして前線を押し上げつつある。

しかし前線を押し上げつつあるだけでは数で勝るあの国にこのままでは押し込まれてしまう。

ようやく力を取り戻しつつある優しい勇者組合員達に負担を強いる訳には行かない。


彼らもただの被害者達なのだから。

彼らはただの一般市民だったのだから。


映画や物語の本物の勇者達(ヒーローズ)では無いのだから。


この『箱庭』と言う牢獄から脱出させてあげたい。

その為にも球コロ奪還の序でに頭潰しをしようと思っていた。


「「「「うん?」」」」

「「「「「「「え?頃合いですか?」」」」」」


畑作業が終わりおそい朝飯兼昼飯を皆で食べていた。

キッチン周りが充実し大きなレストランで使用するような専門的な冷蔵庫や冷凍庫、ビールサーバー、ジュースサーバー、アイスボックス、某アイスクリーム 点並みの種類があるアイスクリームボックスなどエトセトラ揃っている。

レトルト食品やインスタント食品だけではなくなった俺達の食生活。

食物、飲料全てファンタジー・ファーマー・ファクトリーで賄える。

大人の嗜みの酒や煙草も。

俺は煙草はあまり吸わないがケイとユージは必要らしい。


❪地球の日本では未成年の飲酒と喫煙は法で禁じられています。ここは地球では無いのでセーフです。❫


しかしこの世界の為には畑が不足している。

牧場も不足している。

餌になる飼料が無い。

栄養価の少ない食物しか育てられていない。

栄養価の高い食肉も。


俺達の計画の為に残りの球コロを入手する必要がある


この世界に必要なのは畑を耕す労力になるこの世界の『人間』達。

到来者達では無い。


無駄な戦争を操る頭を潰せば良い。


下らない事が無駄なゲートを開かせない最も重要なファクターになってしまった。


頭を潰したあとは勇者組合員(ヒーローズ)に任せておけば大概の事は片付く。


俺達のやることを行うのもよい頃合いだと思う。


多少の間引きは行う事になるが仕方の無いことだ。

戦火を広げる馬鹿にはそうそうと退場をして貰わなくてはならない。


奴らは俺達の計画に必要の無いモノ達だ。


ターゲットを連れ出しついでに球コロを奪還する事がメインだかそうは簡単に行かなさそうだ。


各地で手に入れた書物によれば立国以来戦争を続けてきた国が相手になる。

何時もの脅しで幾分か人数は減るだろう。

それでも残存兵達は竹刀を持った子供並みの戦力なのは確か。

ただ兵の数が異常に多い。

捕虜も隷属し兵士にしているらしい。

兵士の数が膨れ上がる筈。

食糧が足りない為に奴らが行っていた事が常対的に行われているらしい。

あの国の前線兵士達を救う事は難しいのかも知れない。

救え無いのなら諦める他無い。

全てを救うなど出来はしないのだから。


俺の手を汚す事は厭わない。

俺は修羅道に地獄に墜ちる覚悟を決めている。


優しい彼女達と優しく可愛いこの子達を無事に帰還させる為に。


この世界に世界樹を植えなければならない。

世界を+(プラス)に変える事業を再開する。


使える得物は全て使う。

そう決めた。


常駐戦陣。


次の戦闘で可愛い機獣達も血にまみれてしまうだろう。

全てを出し尽くしてでもあの国の為政者達は生かしては置けない。


俺の私怨でもある。

リュート君から見せて貰った画像データにアレが映し出されていた。

俺の推測通りだった。

アレを見て許せる訳がない。

あの光景を見て許しようがない。

あのような行為をしたモノ達を。


ノエルからのメールとリュート君からの情報から解った事だがあの国は武装においても魔道具にしてもオーバーテクノロジーが過ぎる理由が判明した。


命を弄び過ぎた国。

到来者から全てを奪い続けてきた国。

永きに渡り大罪を犯し続けた国。

二人の神を殺しその罪を歪曲した話を広めた国。

到来者達に帰還を餌に脅し望まぬ子を孕ませ産ませアレを行い『神の勇者の落とし(だね)』など嘯き王族達は自らを『神の子孫』など国々に広めた国。


更に今も尚神殺しを企む国。

あの国の為政者達を許す余地はない。


例え今の政者達が到来者達の子孫だとしても。

同胞でもある到来者達を兵器転用を始めた国。

召還魔法に手を加え召還者に危険を与える呪法と隷属の装飾品を作り出した国。

許されざる国。

ヤツラはオレがユルサナイ。


(『力が欲しいか?欲しいなら…くれてやる!』)


遠くで雷鳴の様な声が響いて聴こえた気がした。


この間、僅か0,17秒。


「そろそろあの国に向かう頃合いかなー?と思ってなモグモグ、ゴクゴク」


「モグモグ成る程。そうですねアラヤ様。」

「ゴクゴクそうですねアラヤ様」

「ゲートも出現も落ち着きましたからゴクゴク」

「「「「良いかと思います!モグモグ」」」」


ミリーシア達エルフ達も今回は頑として着いてくると言われていた。

エルフ達もかなり力を取り戻したらしい。


「ゴクゴク。んー、そうだなアラヤさん。でももう少し畑を拡張してからの方が収穫物が増えるじゃあネェの?」


「モグモグ確かにそうだなケイ。じゃがいもとさつま芋も数種類植えたいところだなぁ」


「モグモグゴクゴク。じゃあ、おっさんイモ数類植えたあとであの国にいかね?」


「アムアムモグモグ。ウンウン!かなりの遠出になるんでしょ?おじさん。なら出来る事やっちゃってから行こうよ!」


「ハムハムモグモグ。私もその方が良いと思います!アラヤさん畑に放置状態でも育つ作物を植えてから行きましょう!」


「「「「「「「私達も同意します!」」」」」」」


「ユージとユカとユリアとミリーシア達も同じ意見みたいだな。よし!では、根菜類を植えてから行くとするか!」


「「「「オー!」」」」

「「「「「「「ハイ!」」」」」」」

ぬーん、おい作者


ハイ?今の執筆中何ですけど?


それは良い。だがそれは本編か?多作を執筆しているのではないか?


ギクッ(ごまかしとこう)

あ、ああ、あのですね他の書いていた少しの間物語を放置していたのでそれをちょっと書いたんです。


ほう、ちょっと、とな?


はい、ちょっとです。


ふむ、3作の二話から五話がちょっとか?

お主のちょっとは多い事だな?


まぁ、人の感覚ですから・・・・


まぁ、本編を楽しみにしておこうか。本編もちょっとで10000文字以上書くのであろうからな!


ヒッ!


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