表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/61

予期していない想定内の想定外

勇者は見守っている!どうしますか?


となりでみまもる


うしろからのぞいてみまもる


はなれたきのうしろにかくれてのぞく


ぎりーすーつをきこみふせてらいふるすこーぷからゆうしゃをのぞく


しょうじゅんをゆうしゃのあたまにあわせる


こきゅうをととのえる


しぜんにとけこむ


らいふるといったいとなる


ゆうしゃがうしろでになにかをとばす


じょじょにすこーぷがなにかをとらえる


たね?



ようすをみる←

彼女達がゲートから無事に帰還し去って2ヶ月が過ぎ良く晴れた朝何時も通りミリーシアに優しく起こされる。

「愛しい克哉様おはようございます。朝ですよ?まだまだオネムですか?」


「ん~、おはようミリーシア今日も綺麗で可愛いよ?天気はどうだろう?」


「良く晴れていました。昨日と同じくくらいの良い天気です。」


「そうか、支度をして畑を見に行こうかな。今日辺り収穫オクラが出来そうだから取り敢えず育ちの良いモノを早めに収穫しよう。」


「早めに?」


「ああ、余り育ち過ぎると固くなるらしい。受け売りだ。調理されたものしか食べていなかったからな。ただオクラが世界各国で食べられていたのは驚いたけど」


「そんなに広範囲で食されていたのですか?」


「そうなんだ。親父が庭の畑で育てていたから日本の固有の植物だと思っていたけど親父も詳しくは知らないらしいが日本のモノと違うらしくて外国から日本に渡って来た植物らしい」


「お義父様が育てていらしたので克哉様はオクラを育てたかったのですか?」


「うん、まぁ、ファンタジー・ファーマー・ファクトリーで種が手に入って懐かしくてな。育て方も難しくなさそうだったから。俺の好物のオクラの花も美味しいかったし。」


「はい!花も湯通しをして切断するとあんなに粘りが出るのも驚きましたがとても美味しいかったです」


「また、花が咲いたら食べよう」


「はい!」


朗らかなミリーシアの笑顔を見て俺はほんわかしていた

ミリーシアを抱き寄せミリーシアの後ろから優しく抱き絞めイチャイチャしていた


「おっさん!おっと、朝からイチャイチャ中に悪ぃけど大変だ!ノエルとおっさんとユリア姉ちゃんの予見が当たったみてぇ!俺達のベヒモスにめちゃくちゃ色んなとこのベヒモスから連絡が来てる!おっさんもベヒモスで確認してくれ!俺じゃなんて指示をしたらいいのかわかんねぇから!」


慌ててユージが俺のドームに駆け込んできた


「ユージおはよう。ユニバース・ベヒモスからのこの連絡コールは朝の定時のコールじゃなかったのか。緊急時のコールじゃないから放っていたんだ。仕方無いミリーシア、ベヒモスに行って来る」


「はい、アラヤ様。行ってらっしゃいませ。私は朝食のお手伝いに行きますので。お待ちしてます」


「うん、じゃあ行って来る!ユージ、ユリアとケイもベヒモスに来るように言っておいてくれ」


「ユリア姉ちゃんは今さっき行った!ケイも直ぐに叩き起こして行かせる!」


ユージは走って俺のドームから出て行った

入れ違いにユカが来て俺の胸に手をかざす


「おはよーおじさん。ユージから聞いてる!『身体回復魔法(フィジカルフルヒール)』よし!おじさん行ってらっしゃい!」

「おはようユカ何時もありがとう。行ってきます!」


ユカの頭を撫でて俺は駆け足でビッグミラージュガードドームから出てユニバース・ベヒモスを召喚し操縦席に乗り込み画像通信機能付きのナビのスイッチをONにする


「あ、!アラヤ様!各地で、各地でゲートが出現しています!」

「こちらもゲートが!」

「こちらもです!」

「こちらのゲートは吸引もしています!」

「こちらのゲートもです!」

「こちらのゲートの周りには近付く事すら出来ない!観測すら危険で数機の機獣ごと元勇者達が…」

「戦場跡地などにゲートが点在しています!」

「こちらもです!しかし安定していないゲートに数人の破壊の勇者(ダーティー)達が飛び込み…」


「死んだのか」


「はい。ゲートに関して安定していないと危険だとアラヤ様の忠告を再度しましたが『ゲートの素人の助言なんてあてになるか!』と言い残して飛び込み…粉々に粉砕され肉片となりゲートに飲み込まれていきました…」


「俺と女神ノエルはこうなる事を予見していたから事前に通達したんだがな。起きた事は仕方がない。これからだ。よし、もう一度到来者達に忠告をする!『到来者達に貸し出し中の全ワイルド・ベヒモス我が声に応え緊急起動せよ!我が声を皆に伝えよ!』」


『我が名は『アラヤ』。豊穣の女神ノエルの代弁者であり執行者である。ゲートに関して再度忠告をする!まず、安定したゲートに手紙などを入れたカプセルを投げ込み返信の内容でそのゲートの行き先と繋がりのあるもの達がゲートを使用する事。ゲート使用の際私と豊穣の女神ノエルの加護を必要とするなら連絡をしてくるのだ。でなければ独断でゲートを潜った際の身の安全の保証は出来ない。私と女神ノエルは到来者の皆には無事に帰還して欲しい。そのための食糧の提供をしている。身体の作りの違いがある到来者達にもストレージから取り出した者達に合わせたそれぞれの世界での食糧に変換され元の世界の正常適性化された栄養価がそれぞれの到来者達の世界平均値に戻すべくの食糧なのだ。味や食感などそれぞれが普通に食せる様になれば到来者達の身体が元の世界の環境でも生きて行ける程度に戻る筈だ。到来者諸君、我は何度でも伝える!まずは身体を養生し命をこの世界で散らすのではなくそれぞれが帰還に耐えられる身体を養って貰いたい。取り留めたその命を無駄にこの世界に散らすのではない!帰還し再び家族に恋しい人に親しい友に会う事が出来る身体を養ってから帰還してくれ。これはこの世界に残る五柱の神々達からの願いでもある!それぞれの到来者達はこの世界に順応してしまった期間がある。我が皆に分け与えている通常の食糧を食せる事が出来る身体に戻れば必ず帰還出来る。帰還の際には我もしくは女神ノエルが加護を授けに向かう。それまで不安定なゲートに飛び込むような自ら命を散らす無茶は止めて欲しい。到来者諸君の命を大事にして欲しい。豊穣の女神ノエルの代弁者の我の言葉を信じて欲しい。我は偽善で諸君に貴重な食糧を分け与える愚者では無い。我らは到来者諸君を誘拐したこの世界の為政者達の代弁者では無い。我『アヤラ』は豊穣の女神ノエルの代弁者であり執行者だ。その事を忘れないで欲しい。ゲートに関して知るものがいるなら尚更気を付けてくれ。ゲートに取り込まれ飲まれればどうなるかを理解している筈だ。それを回りの到来者達にも情報の共有をして欲しい。私からは以上だ。では皆の息災を祈っている!我が声を我が祈りを豊穣の女神ノエルに捧げる!グローリーノエル!!』


「「「グローリーノエル!!」」」


ノエルを讃える掛け声がナビから沢山聞こえて来る。

どうやら俺の言葉が到来者達に届いたようだ

冬は飛行機雲が良く見えます


少し離れた街に空港や自衛隊の基地があるので良く見ます


寒くなりますので皆さんも風邪には気を付けて下さい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ