閉ざされた城門と蹴り破られた扉?
勇者が休息をしています。どうしますか?
ねがおをみつめる
ねがおにきすをする
ねがおにらくがきをする
まぶたにめをかく
ばれてきにつるされる
みみにすこしいきをかける
はなにいきをふきかける
くちびるをぴろぴろめくる
まわりをはたけにする
はたけにねかせる
はたけにうめる
はたけでゆうしゃをそだてる
まわりにいしをまく
ゆうしゃにいしをまく
ばれてはたけにうめられる
いしをなげる
いしをたべる
いしをのみこむ
いしをしりからだす
いしをゆうしゃにわたす
ゆうしゃになげられる
じめんにあたまからささる
ようすをみようとする
ようすをみたきになる
よそみをする
ゆうしゃにつまづく
おしろのばしょをおしえこむ
やしきのばしょをおしえこむ
ようすをうかがう
よそうをする
ようすをみる←
「あ~いいお湯だった~♪服も、うん。綺麗だな。染みもない。良しとっと貰う物を貰って次に行くか~♪」
皆が風呂から上がり一番最後に風呂から上がった俺は頭をタオルで拭き支度しながら道中を思い出していた。
カバリナス王国の街に立ち寄る事もなくユニバース・ベヒモスで爆走する事二日間で王都カゼラナスに到着した。
カバリナス王国に入る前は森など点在していたが王都に近づくにつれて剥き出しの大地になっていた。
地図によれば王都の近くに湖があるようだがカーナビには表示されていなかった。
俺達は王都の前約10kmにビッグ・ミラージュ・ガード・ドームを建て一夜を過ごし王都に乗り込むつもりだった。
王都の門は閉ざされていたので朝に突撃しようと決まった。
王都の外縁城壁の上部通路には篝火が焚かれている。何やら戦準備を王都はしている様だ。
(フム、こちらを視認出来た様だな。フッ無駄な足掻きだ。犬死にしたいのか愚か者め。叩き潰すか?だが市民にも被害が及んではな。フム。リンメル草原の方は窮めて順調の様だな。もうすぐ終了か。フム、これでゴブリンなどが攻めて来ればよいのだがな。)
リンメル草原は昼夜を問わずレギオンベヒモス達が順調に耕し畑を拡げている様だ。
一夜を王都前で堂々と過ごした。
俺が支度を終わらせ会議室兼食堂ドームに行くとユージとユカとケイとユリアが支度を終えてベンチに座って待っていた。
「待たせたな。キリッ」
「///っ!♥️いえ!大丈夫です!♥️///」
「おっさんゆっくり出来たか?」
「ああ!ゆっくりプカプカ浮いたりしていたぞ。」
「あんたはラッコか!」
「ははは、良いじゃないか。大きな風呂なんだぞ?泳げる程。」
「ねぇねぇおじさ~ん♪お風呂って水にも出来る?」
「ああ!プールか。」
「うんうん!ドームの中とユニバース・ベヒモスはクーラー効いてるから暑く無いけどぉ外ぉ暑っいぃじゃぁん?だからプールみたいに出来ないかなぁって。おじさん出来る?」
「ユカぁごめんなぁ、それが出来ないんだ。お湯を沸かす仕組みが解らないから温度を保って水質を綺麗に保つ事しかまだ出来ないんだ。すまないな。」
「そーなんだー。」
「だけど、王城になら浴槽か、もしかしたらプールがあるかも知れないからそれを手に入れたらプールにしよう♪」
「「「「マジで~♪やったー!プールだー!」」」」
皆が両手を上げて喜んでいる。
「今回も王様と仲良くする事は無いからな。貰える物は奪い取って行く。球ころもな。承諾を貰う気はない。水の女神アフィルの球ころ及び浴槽及びプール奪取作戦開始だー!皆陽炎を纏えー!」
「「「「おー!」」」」
ユージとユカとケイとユリアが俺の言葉に呼応して陽炎を纏う。
俺達はビッグ・ミラージュ・ガード・ドームを出て俺はビッグ・ミラージュ・ガード・ドームを収納する。
「召喚!ユニバース・ベヒモス我らの前に五機のみ揃い出でよ!」
俺が略式詠唱をすると
ユニバース・ベヒモスが俺達の前に出現すると皆が乗り込む。
ユニバース・ベヒモスの窓から俺は顔を出して
「それじゃー!出発~♪」
「「「「進行~♪」」」」
皆が声をハモらせて応えた。
「全ユニバース・ベヒモス前進せよ!低速から高速まで緩やかに速度を加速せよ!目的地に到着時に緩やかに速度を減速し停車せよ。攻撃があろうとも前進せよ!」
俺はユニバース・ベヒモスにオーダーを告げると低音の動力音を上げてユニバース・ベヒモスが砂塵を巻き上げて突き進む。
カーナビには敵営は映っていないので俺はノエルとメールやり取りをしてファンタジー・ファーマー・ファクトリーをやりながら到着するまで時間を潰していた。
15分程で
『間もなく目的地に到着致します。間もなく目的地に到着致します。』
とアナウンスがカーナビから流れる。
前を見ると外縁城壁の上に人がいるのが見えた。
武器も携帯している様だ。
(フム、やはり荒事になるのか致し方あるまい。極力人死は避けるが向かって来る者は致し方があるまいな。やれやれだな。)
「到着後ユニバース・ベヒモス五機俺達が下車した後王都外周を並列走行し耕せ!」
俺の言葉に呼応してユニバース・ベヒモスは大気を揺らす様に動力音を響かせる。
『目的地に到着致しました。目的地に到着致しました。』
俺達は都市の門の前に降り立つ。
ユニバース・ベヒモス五機が横に一列に並び後部アタッチメントを下げ大地に爪を突き立てると回転式の刃が大地を耕しながらゆっくりと都市外周を進んで行く。外縁壁上部から響動めきがあがるがそれを無視して俺は叫ぶ。
『我々は豊穣の女神ノエル様の代弁者であり執行者である。
速やかに門を開けよ!開けぬのであれば推し通る!
返答を即座にせよ!返答のなき場合も推し通る!
これは最後通告である!』
俺の言葉が雷鳴の様に空から響く。
暫くしてから外縁城壁の上部から裏返った男の声がしてきた。
「わ、わ、我らは王都カゼラナス守備隊だ!ゆ、ゆ勇者ごときの脅しな、などに屈指は、屈指はしない!ゆ、行け!カゼラナス守備隊長ベンズに従い王都の門外にいる者共を全員生かしたまま捕らえろ!ゆ、行け勇者達!」
門の横のある民家の玄関の様な大きさの扉が外側に開きお好み焼き男と同じ装備の男が四人と黒地に金の縁取りのローブを着た男が二人計六人が無表情で出て来た。
「おじさんあれが隷属されてる人達?」
ユカが嫌な者を見た様に聞いて来た。
「ああ。そうだ。この前に森に座り込んだドワーフと同じ顔をしている。間違い無いな。」
「あーおっさんに喧嘩売って来たつう馬鹿ドワーフ?」
「ああ。自分で自分を隷属した器用な馬鹿ドワーフだ。あいつと同じ顔だ。」
「アラヤさんそいつどうなったん?」
「ん?そのままにして来た。」
「マジで!あんた…鬼か。」
「男にかける情も容赦もない!キリッ」
「///♥️ハイ!アラヤさんの言う通りです!♥️///」
「それにあの森は薬草を採りに人が立ち入っているみたいだからな。誰かが拾うだろう。そいつの名前が刻まれた隷属の腕輪をして転がっていたら喜んで拾って使役するさ。キリッ」
「「「やっぱり鬼だ!」」」
「///♥️ハイアラヤさんの言う通りです!///」
「皆あいつらの武器はチョコ菓子で鎧は新聞紙だと思えばいいぞ。前に言った通りにやればいい。魔法使いっぽい奴らは俺とユカに任せろ。じゃあ行くぞ!!五人に召喚!スモールミラージュガードドーム~♪!」
俺達の身長より少し高い位の小さな半円形のドームが包み込む。
ピピッピピッピピッ
ユージからメールだ。
『おっさん!!先に俺が行く!四人を任せろ!』
俺も皆メールを一斉送信する。
『ユージが一番槍を獲るそうだ。見ていよう~♪』
皆から返信が来る。
ユカから
『え~ユージ、ズルいー!』
ケイから
『アイよ~♪』
ユリアから
『はーい♪♥️』
ユリアからのメールに♥️が付いていた。
(フフフ。ユリアめ。可愛い奴だ。フフ。)
俺がスマホをウォレットケースに仕舞うとユージのドームが動き出す。
すると魔法使いっぽい奴らの一人が火の魔法をユージのドームに放つ!
ユージのドームが火に包まれたかと思うと火は炎となって魔法使いに跳ね返り魔法使いが火達磨になって地面を転げ回る!
もう一人の魔法使いがユージに氷魔法を使うと氷の槍がユージのドームに突き刺さらずに極太の氷の槍が魔法使いに跳ね返り直撃して魔法使いは後ろに吹っ飛んで門を突き抜けて行く!
その間にユージは四人に突撃を喰らわせそのままの勢いで門の扉に突撃して門を破壊する。
四人の男達はボーリングのピンの様に散り散りに吹っ飛ばされて地面に落ちて動かなくなった。
俺はドームから出て叫ぶ。
『豊穣の女神ノエル様の代弁者であり執行者である我々の行く手を阻み反抗を試みたこの国の土地を全て畑と帰す!
しかし我は悪魔ではない。
この国の民達の住み処や森や田畑など以外の大地を全てを畑と帰する!
我々は今より王都に進軍する!
王都の住民は建物からひらけた場所に早急に避難せよ!
繰り返す!
王都の住民は建物からひらけた場所に早急に避難せよ!
そして我々に対し反抗した代償として王城は畑と帰す!
王城にいる者は即時退去避難せよ!
繰り返す!王城は畑と帰す!
王城にいる者は即時退去避難せよ!
これは最後通告である!!』
外縁城壁の上から野太い悲鳴が上がり逃げて行く。
俺は王都の外に向けて右腕を真っ直ぐ前に出し左手で右手首を掴み右掌を翳して魔法力を込めて強い言霊を紡ぐ。
『我が声に応え我が元に来たれり!!我が箱庭から45機荒ぶり揃い出でよ!!機獣ユニバース・ベヒモス!!かの国が民住まう地、森林、田畑を除きし大地を蹂躙せしめ耕し尽くせ!』
凄まじい閃光が大気を切り裂き爆音を轟かせ大地を震わせる。
ユニバース・ベヒモス45機揃い並び轟々と動力音を轟かせ大気を揺さぶる。
ずらりと並んだ深紅の車体が太陽に照され輝く。
後部アタッチメントが揃い大地に爪を突き立てる。
回転式の刃が揃い大地を抉り掻き回しゆっくりと45機が進み耕し始める。
『ハハハハハハ!!我に我々に歯向かう者の末路を見るが良い!豊穣の女神ノエル様の執行者を軽視した代償だ!ふははははははは見よ!大地が、大地が掘り返されて行く!ふははははははは。まるで、まるで畑の様だ!!ふははははははは!!』
「「「「思い切り耕せって言ったよね!」」」」
何時の間にかにユージが俺の右側に戻って来ていてケイとユカとユリアもドームから出て来ていた。
そして揃って突っ込まれた。
「おっさん耕せの前に今なんか言ってた?」
「ああ、城を畑にするから逃げろって言ってた。」
「「「「またお城を畑にー?」」」」
「うん。球ころ奪取するし貰う物を貰う時に人がいたら邪魔だろ?だから避難しろって言ってた。」
「「「「なるほどー!」」」」
「おじさんあの人達に治癒魔法かけなくていいのかな?」
「大丈夫だろう。ここにも治癒魔法使い位いるだろう。ほっといていい。それにもうすぐあの人達も自由になる。元気になると何をするか解らないからほっといていい。キリッ」
「///ハイ!♥️アラヤさんの言う通りですね!♥️暴れたら危ないですもんね!♥️///」
「流石ユリアだ。よく解っているな。キリッ」
ユリアの頭を軽く撫でる。
「///っ!♥️///」
「アラヤさん…あっ、見ろあれ!人が大勢歩いてくんぞ!アラヤさん!」
ケイが王都の城の方を人差し指で指し示す。
見ると先頭に太った男が歩き後ろの大勢は兵士の様だ。
「よし、じゃあケイは敵探知スキルを索敵範囲全開で使ってくれ。」
「アイよ任せろよ!うらぁー!エネミー・サーチ・フル・オープン!」
ケイがしゃがんで右拳を地面に押し当てる。
「アラヤさん!!向かって来る奴らあいつら全員敵だ!!城の上の方も敵だ!城の下の方は敵じゃねぇ。周りの奴らも敵じゃねぇ。街の中央にと左右の広場に集まってんのも敵じゃねえ。ヤッベェこのスキルスッゲェヤッベェ!ウケる。プッ!」
白いローブを着た六十歳代の太った男が兵士を引き連れてがふんぞり返って先頭を歩いて来た。
見てわかる様に見せ付ける様に隷属の腕輪や指輪やネックレスをジャラジャラと身に着けている。
それを目にした俺の怒りに火が着いたのと同時にユージとユカとケイとユリアの怒りにも火が着いた。
大気が何度も大音響の爆発音を響かせ揺れ大地が唸りを上げて激しく震える。
兵士達は野太い悲鳴を上げ散り散りに慌てふためき走り逃げ惑う。
悲鳴があちらこちらで上がり建物から人々が飛び出し逃げ惑う。
周りの建物が音を立てて崩れ落ちる。
外縁城壁も破壊音を響かせ崩れ落ちる。
沢山の砂埃が舞う。
大勢の人々が街の中央の広場や左右の広場に向かい急ぎ逃げて行く。
ふと前を見ると先頭を《歩いて来た》太った男が頭を抱えて震えてしゃがみ込んでいる。
俺は無言で近付き左手で《歩いて来た》太った男の服の後ろ襟首を掴んで引き起こしの腕輪も身に着けていた物を全てを右手で剥ぎ取り握り潰し引き千切り握り潰し全てを剥ぎ取り終わり左手を放しすと《歩いて来た》太った男は地面に尻から落ち股を開いている。
《歩いて来た》太った男に選択を迫る。
「他の事は喋るなどちらかを選べ。勇者選定球の在り処を素直に話して俺達に渡すか今から空を飛んで見るかそのどちらかを選べ。」
《歩いて来た》太った男が震えながら股の間を濡らし地面に模様を描く。
(全く持って無様だな。メイガンでも漏らさなかったと言うのに。)
「わ、私はカリバナス王国宰相ジ…」
俺は《歩いて来た》太った男が余計な事を喋り始めた時に《歩いて来た》太った男の首を右手で潰さない様に優しく掴み爪先が浮く程度に持ち上げる。
ポケットティッシュ程度の重さしか感じ無い。
「グえぇっ!」
《歩いて来た》太った男は大袈裟にじたばたと両脚を動かし俺の右腕を両手で掴んで苦しんでいる。
(魔法力も込めていないのだがな。実に見苦しい。)
「俺は選べと言ったんだ。喋ろとは言ってはいない。空を飛ぶか勇者選定球を渡すかを。他の事は喋るなと言ったよな?解らないなら解る様にしてやろうか!!」
俺が言葉に魔法力を少し込めて吐き出すと更に激しく大気が爆発音を上げて揺れ大地が激しく轟々と唸りを上げて震える。
《歩いて来た》太った男は更に股を濡らし不快な情けない音と臭い匂いを撒き散らす。
(見苦しいのにも程があるだろう。全く。)
「じろに!!じろに!!ゆうじゃぜんでいぎゅうがじろにあじばづ!!えっげんのまのどなりにあじまづ!だずげでぐだざぃ!」
俺はため息を一つ吐き出し《歩いて来た》太った男の裁定を下す。
「はぁ。先に言え。お前は汚いし臭い。だから城までーっ!飛んでーっ!行けーっふんっ!」
俺は《歩いて来た》太った男の首を右手で掴んだまま城の上層部に向かって思い切り振りかぶり魔法力をチョッピリ込めて投げ飛ばした。
「助けっっ!!ヒェャフヤェウェヤファヤオェアアアァァァァァー…………!!!」
《歩いて来た》太った男は意味不明な言葉を叫びながら思ったよりも速い速度で空に向かって高く綺麗な放物線を描き城の遥か上を越えて《歩いて来た》太った男は飛んで行き見えなくなった。
「あのオッサンめっちゃスッゲェ飛んでったな!城飛び越えて飛んでったな!俺~ぶった斬ろうかと思ったのによ。兵士達もいなくなるしよ~。」
「うんうん。近くまで来た時にア~タ~シも~魔法を撃とうと思った。」
「あーぁ俺がぶん殴る前に飛んでったな。なんかあんなのアニメでよく見るけど現実で空飛んで行く奴を初めて見たわー。」
「あの人は投げられて当然ですね~。見てわかる位の敵対心と隷属のアクセサリーをジャラジャラ着けていたいましたし~。私も盾で殴り飛ばそうかなぁって思ってました~。」
俺は両手を軽く三回叩いて払い皆に声をかける。
(フフ。汚れ仕事は俺の仕事だ。皆の手を血で汚させたくないのでな。)
「ふぅ、さてと皆、魔法力を手加減しながら歩いて行くぞ~♪大きく息を吸って~吐いて~相手が武器を向けて来たらあれを地面に叩きつける様に投げるんだぞ~♪人に当てないように気を付けてな~♪」
「「「「すーはー♪は~い♪」」」」
俺は歩きながら低音の雷鳴の様な声で言葉を告げる。
『この国の国王は豊穣の女神ノエル様の代弁者であり執行者の我々を隷属せんと宰相を使者として差し向けた。
この国の現在の被害の元は全て国王にある。
この国の宰相はその責において我により執行者の権限で只今処断を行った。
尚、国王その配下も処断される物と思え!』
外縁城壁から城まで歩いて行くと城は思いの外壊れてはいなかった。
(フム、アファルセルの王都よりも思っていたより外縁城壁から城は近いのだな。ほほう、城は壊れていない。フム、中々の強度があるようだな。)
「皆~手加減しながら上に行くぞ~♪」
「「「「はーい♪」」」」
俺達は大きな階段を登って行く。
城の中に入ると下位層には人の気配はしないが階段上層部の謁見の間の方にはかなりの人の気配がする。
皆で歩き適当にスキルを打ち放して城の中を壊しながら階段を登る。
城の壁にスキルを飛ばし平和マークの顔を描く様に穴を開けて遊びながら階段を登っているケイに
「ケイ階段の上の部屋にいるのは敵か?」
「えっ!アラヤさんわかんの!」
「ほら、ファクトリー起動したままだと害獣探知ができるだろ?あれでだ。」
「「「「えっ?」」」」
皆が驚いている様だ。
「ん?」
「「「「そんな機能ついてるの!?」」」」
「あれ?知らなかった?」
「「「「知らないよ!!」」」」
皆に突っ込まれた。
「ん?そうか?ファクトリー起動したまま歩いて回ると敵かどうかは解らないけど気配とか解るんだ。散歩の時とか便利だぞ。キリッ」
「はぁ、出たよ。おっさんのポンコツスキル。」
ユージがため息を吐いて俺をポンコツだと言う。
「わぉ♪マジで解る~♪おじさん後で色々教えてね♥️」
ユカは嬉しそうにウィンクして教えてと言う。
「アラヤさん…マジであんたとファクトリー…マジでチートな…」
ケイは呆れた様に俺とファンタジー・ファーマー・ファクトリーをチートだと言う。
「///アラヤさんとファクトリー凄いです!♥️///」
ユリアは素直に誉めてくれた。
(フム、ユリアは良く解っているじゃないか。)
「皆もファクトリー起動したまま散歩すると楽しいぞ~♪」
「「「「はーい!」」」」
皆もファクトリー起動したままポケットにスマホを仕舞う。
「おほぉー♪おっさん♪人の気配解るわぁー♪」
「本当~♪上てかあのドアの向こうにいっぱいいるね~♪」
「オー♪スキル使わなくても解るのか~♪あっ。敵かどうかは解んねぇんだな。俺はエネミー・サーチ・フル・オープン!!こっちだな♪」
「///凄~い♪人の気配が解ります♪アラヤさん凄いです!♥️///」
「だろう!キリッ」
と言ってユリアにニッコリと笑顔を贈る。
「///っ!ハイ♥️///」
ユリアは頬を紅く染めてとても嬉しそうだ。
俺達は階段を登りきり謁見の間の扉の前に立つ。
「「「「「セーのっ!!」」」」」
俺達はタイミングを合わせて謁見の間の扉を五人で魔法力も込めずに軽く押し当てる様に右足を揃えて蹴破った。
勇者が畑を拡張し始めました!!
どうしますか?
よそうをする
よそみをする
ようすをみる←