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魔王はハンバーガーがお好き  作者: 28号
魔王と師匠の章
19/102

Episode17 対決

「彼女をかけて、俺と勝負だ!」

 かつては勇者と名乗る人間達と戦いを繰り返してきた私だが、この世界で決闘を申し込まれたのはそれがはじめてだった。

 そのうえ対決の場所は暗黒の谷にそびえ立つ城でも、魔物の森の奥の神殿でもなく、師匠の家の玄関先である。

「師匠! 対決を申し込まれたのだが、受けるべきだろうか!」

 師匠は部屋の中でエクササイズという奴に興じていたが、私の言葉に面倒くさそうに顔を上げる。

「誰がきたの?」

「君は誰だ?」

「チャーリーだ!」

「チャーリーだそうだ」

「ああ、クラスメイトなの」

「師匠の友人か、それは対決すべきではないな。さあ中に入り給え、コーヒーとコーラがあるがどちらが良い?」

「……あんた、俺の話を聞いてたか?」

「師匠の友人なのだろう。ああそうだ、昨日私が焼いたクッキーがあるんだ、どうぞ食べていってくれ」

「いや、だから俺はあんたと勝負を……」

「師匠の友人は私の友人だ! そうだ、私のプラモデルコレクションを見せよう! 友達に見せるのが夢だったんだ!」

「俺を馬鹿にしているのか?」

「馬鹿にされることはあるが、人を馬鹿にしたことはないぞ」

 それからもう一度飲み物のオーダーを聞くと、チャーリーという若者は小声で「コーラ」と返してくれた。


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