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むりやり自宅警備員  作者: 白かぼちゃ
はろう、異世界
4/62

籠城は援軍がないとダメなのです。

かつかつ書いてます。

評価してくださった方、お気に入りにしてくださった方ありがとうございます!

こんな拙い文章ですがよろしくお願いします。

 さてさて、元気もでたことだしいろいろやるとしましょうか。

まず制約について調べてみようかな?


 柵の前まで来て壁みたいなものを押してみるが結果はハイレベルなパントマイムができただけ。

うーん、どうにも柵をこえられないなぁ。

この壁みたいなのこわせないかな?

見せようではないか我が本気。前蹴りとび蹴り喧嘩キック。

あらん限りの打撃技を繰り出すが(やつ)はびくともしやがらない。


「……魔法発動。かなづち(3,000)」


 大きめのかなづちを出してみる。

これが本気の本気じゃー。人間様なめんじゃねー。

ちなみにハンマーは値段と重量の関係で却下されました。

ではバッター構えまして……。


「せーのー、それ」


 フルスイングしたかなづちは壁のあるだろう場所をすり抜け飛んでいってしまった。

しまった、驚いてかなづち放しちゃったよ。飛んで行った先に被害が出ませんように。


 ……どうやら俺の完敗みたいだ。

かなづち結構高かったのになぁ。


 しかし今のを見るに俺以外のものなら柵の外に出られるのかな?

試しに庭にあった石を投げてみるが当たり前のように柵の外へ飛んでいった。

なるほどなるほど。嫌われてるのは俺だけってことですね。

……次は魔法を調べてみようかな。



 場所は移って家の中。魔法を発動してみる。

見れば見るほど商品カタログにしか見えん。

ファンタジー成分が足りてないんじゃないのか?


 画面の左上をみると(195,702)の数字が。

もしかして、これ残り魔力?

そこでふと気付く。

あれ、まずくないですか?

ここから出られないということは、お金が手に入らないというわけで。

つまり魔力がそのうち切れて、食べ物が出せなくなるわけで。

つまり……その……バットエンドといいますか……。


 やばい、まぢでやばいです。

とりあえず緊急の課題としてだれかに会おう。

コミュニケーションできれば人間じゃなくてもかまわない。

だって一応魔法あるし、ファンタジーなら亜人的な人もいるよね?

あははは~。ファンタジー成分も補給できてちょうどいいね。

きっとみんなやさしいもんね。ラブ&ピースだもんね。……ね?



 オーケー、ブレイクブレイク。



 さて、気を取り直して、まずは生き残ることを考えようか。

天に召されるにしても兵糧攻め的な召され方は嫌だ。

それを避けるには外から来た人からお金や食べ物をもらえばいい。

何かもらえるのが一番だけど、最悪物々交換でも場合によっては食費が浮くかもしれないから問題ない。

魔法のおかげでいろいろありやすぜ。

……ならいっそお店でも開くといいかな?

何の店にするかはわからないけど、ちょっと考えておこう。

来てくれた人に何がいるのか聞いてもいいし。


 最後に家の設備だ。

もちろん俺にだって譲れないものはある。

トイレは洋式ですよね。異論は認めますけど。

魔法の家の欄を見てみると


<水洗トイレ洋式改築 (30,000)>


 ええ、即決でしたがなにか?


 ほかにも調理関係を調べたけど厳しいです。

かまどとか正直使いこなせる気がしないので、コンロっぽいものを(10,000)で出しました。

火を出してると魔力が減っていきます。強火だと減りが早い気がします。

電気はないけど水についても同じ感じです。


……もうちょっとイージー設定でいいんじゃないでしょうか?






 

今回はただの現状認識です。

次回ぐらいから登場人物増やそうかと。

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