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31話 パーティーとしての決断

 あの後、俺たちは一旦王都に戻る事にした。流石にあそこまではっきりと言われてしまうと誰でも森に行くのが不安になるだろう。

 どちらにせよ備品の補充時だったので戻る決断をした。


「森、行くんですか?」


 イズが不安そうな顔をしながら言った。


「この謎を解明するには、行かないといけなさそうだよな」


「でも私たちの今の目的って将来のためにポイントを貯める事でしょ?」


 その後も馬車に揺らされながら3人は話し合った。若干、揉め事になりそうになり結局、結論は出ずに王都に到着してしまった。


「今日はもう解散にしよう。できたら各自どうするか考えておいてほしい」


 この日はこう言い残し、3人は解散した。


 今回の任務は、本来の目的とは逸れてしまう出来事が多く、それに放置して置けるような物でもないのが多かった。だが、ここで森に行ったところで何も情報がないのに耐え抜くことが出来ないのはわかっている。


「やっぱ、ここは引くべきかな」


 俺はベッドに横たわりながら小声で口にした。


 俺も本来の目的とあってないことはよくわかってる。それにポイントを貯めることができなければ、俺だけでなく他の二人にまで迷惑をかける事になる。それはあってはいけない。


 俺は、ポイントを優先する事に決めた。


 一方カナは……


「私は絶対ポイント優先する! 森とか今の状態じゃ絶対危険だしイズとも一回した任務してないんだから!」


 イズは……


「ここで私が覚悟を決めなきゃ何のためにパーティーに入ったのよ! せっかく入れてくれたのに迷惑かけるわけには行かない! しっかりと覚悟決めた事を明日伝えなきゃ!」


 翌日……


 もちろん一日中授業だった。終わりのチャイムがなると同時にそれぞれみんなを探しにいく。


「よし! 3人ともいるな! ちなみにだが昨日の事考えられたか?」


 そう聞くと、3人は強気な表情を浮かべた。


「よし! 意見を曲げないために一斉に言おう。いくよ!」


「せーの!」


「ポイントを優先する!」


「ポイントを稼ぐ!」


「森に行く!」


 イズがそう言った瞬間、ダイスとカナは一瞬目を合わせ何かを企んだような顔をした。


「え?ちょっと?」


 イズが予想外の二人の回答に頭が追いついていない。


「ごめん。昨日は色々混乱してて冷静な判断が出来なかった」


「私の方こそ、強気で言っちゃって雰囲気悪くさせてごめん」


「え? ちょ…… え?」


 2人の言葉でさらにイズの頭が混乱する。


「じゃあイズは1人で森だな! 覚悟決めたのに止めるのは申し訳ないからな!」


 ダイスは満面の笑みで言った。


「無事を祈ってるわ!」


 カナも満面の笑みで言った。


「ちょ! ちょっと待ってくださいいいいいいいいい!!!」

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