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27話 世界一有能な医者とは

「どうして……」


 手錠をかけられたダイスは、処刑代に頭を乗せる。


「それでは、これからダイス・フロストの処刑を開始する。彼は、医者でありながらも命を軽視しこの国の国民を残虐した罪が課せられている。以上」


 執行人の警備員がダイスに近づく。


「……イズを頼んだ」


「ダイス!」


 執行人が刀を振り下ろしたその瞬間、考えられないほどの血液が撒きちった。


 一気に周りの空気が重くなる。綺麗だった部屋は一瞬にして赤く染まった。


「……あれ、生きてる?」


 ダイスは、自分の意識があることに気づき上を見上げると執行人の警備員がもう片方の警備員の刀を腕で止めていた。

 その腕からは大量の出血を起こしていた。


「なんのつもりだ! 警備員の分際で!」


 すると、警備員が口を開いた。


「王様、彼には医者の才能があります。」


 警備員の発言にみんなが混乱した。


「お前に何が分かる! さっさと執行しろ!」


「僕にはわかりますよ。少年、世界一有能な医者とはなんだと思う」


 ダイスは、突然の質問に答えを見つけることができず、困った表情を浮かべる。


「悪いな。すぐに答えられたら僕も苦労しなかったさ。でも今は違う。」


 すっかりと周りの空気は警備員の発言を優先していた。


「世界一有能な医者とは……最強の治癒魔法が使える? 違う。優秀な医者の家系に生まれる? 違う。……魔法を使いこなせる医者だ。

 魔法が使いこなせればこの通り。」


「ヒール」


 そうゆうと、警備員の腕の傷が何事もなかったかのように消えた。


「最弱の治癒魔法でも、傷を癒すことができる。どれだけ深い傷でも、不治の病でも。」


「もちろん。……一度死んでしまった人でも。」


 そうゆうと、警備員の体が薄れていった。


「召喚?!」


 ダイスは咄嗟に口にした。


 すると、なんだか外が騒がしくなってきた。


「王様! 外にいた負傷者が一斉に目を覚ましました!」


「なんだと?!」


 事実を受け止めきれない王様は、部屋の窓から外を確認する。


「そ、そんなわけが!……。」


 ダイスは慌てて処刑台から降り、カナに言った。


「多分、イズが外で看病をしている。 俺たちも行こう!」


 ダイスとカナは急いで外に向かった。


「ほ、本当に全員生き返ってる……」


「ダイスさん! カナさん! みんな元気になりました!」


 イズが喜びながらこちらに走ってくる。


「一体どうやって……」


 すると、一人の国民がイズのこちらに向かってきた。


「君、ちょっといいかな」

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