雑文エッセイ「なろうチアーズプログラムのPV還元リワード値って『作品』単体ごとではなくて作者が指定した作品全ての統合値なのか?」
いや、私って『なろうチアーズプログラム』に登録していないからそこら辺の情報がないんだけど、人様が呟いていたのを読んだ限り、なろうチアーズプログラムの支払いリワード上限値って『作品』単体ごとではなくて作者が指定した作品全ての統合値らしいんだよね。
で、『なろうチアーズプログラム』は『Amazonギフトカードへの交換』の場合は5万リワード。『銀行口座への現金振込』の場合は50万リワードと、毎月の支払額に上限が設定されているはず。
これだと仮に億を越えるPVを稼いでも『Amazonギフトカードへの交換』系は11ケ月間60万リワード。『銀行口座への現金振込』系ならば11ケ月間600万リワードが作者が受け取れる金額の上限になるっぽいのだ。
うん、人気作家さんは銀行口座を持っていないと金額的に不利だね。
でも合算値かぁ、これならば不利と思われていた短編系作家さんたちも連載系作家さんたちと同等の収入が得られるかも知れない。
まっ、多作な方限定な仮定ではあるけどね。そして短編は投稿初期の爆発力が凄いから人気多作短編作家さんならば人気連載を持っている作家さんと収入面では拮抗するんじゃないだろうか。
まぁ、作品を沢山かける方限定な話ではあるんだけど・・。つまり『なろうチアーズプログラム』は兎に角書いて投稿しろっ!そしてPVを稼げる人気者になれっ!って事なんだね。
でも連載系って既に人気を得ている作品は別として、新規に書く場合は人気が出るまで少し時間がかかるからねぇ。
特になんのツテも持たない新人さんは苦労するはずだ。それが過去に大量のエタり作品を産む原因にもなっていた訳だし。
とは言え、合算値としてもそこはやはりPVの換算レートが気になるところだ。
巷の予想では100PV=1リワードくらいという説が出回っているけど、これだと換金下限数が500リワードに設定してある『Amazonギフトカードへの交換』でも5万PVが必要となる。
5万PV・・、まぁ、ランキング作品ならば一晩で稼ぎ出してしまう値ではあるがランキングに載らない作品を書いている作家さんたちには高い壁だよねぇ。
なんせ連載にしても短編にしても1話の読まれ具合が100PVくらいだとすると、500話投稿して漸く5万PVだもの。
500話投稿・・、毎日投稿しても1年半かかるよ・・。それでいて得られる金額は500円だからねぇ。つまり1話の単価は1円という事だ。
まっ、これはあくまで1話の読まれ具合が100PVくらいのケースで、コンスタントに200PVくらい読まれていれば1話の単価は2円だ。1千PVなら10円である。
でも1話の読まれ具合が1千PVなんて夢のようなPV数なんですけど?人気な異世界恋愛ジャンルだって1千PVを得るのは大変なのに・・。
それですら得られる金額は10円・・。うん、100PV=1リワード仮説は酷過ぎるよ。やる気の『や』の字も起きないよ。
だけど毎月の獲得PV数が『銀行口座への現金振込』系の50万リワードを達成してしまう作品ってあるのかな?
100PV=1リワード仮説だと50万リワードってひと月5千万PVだよ?この数字ってこの国の国民の半分が読んでいる計算になるよ?
まっ、実際にはひと月って大体30日だから1日当たり平均だと166万アクセスで済むんだけどね。
166万アクセス・・。うん、やっぱり短編は不利だな。連載ならば投稿話数が多ければ一回に読まれる回数も稼げる場合があるだろうけど短編だとそれがないからねぇ。
因みに累計ランキング1位の作品でも過去の月間最高獲得PV数は3千400万PVくらいでした。
つまり今まで月間で5千万PVなんて獲得した作品なんてないんだよっ!累計ランキング50位の作品は月間618万PVだったよっ!
このように100PV=1リワード仮説だとランキング上位作品でさえ、単品では月間の『銀行口座への現金振込』リワード支払い上限には達しないのです。
つまりここで人気作家になって毎月50万円の収入で左団扇生活だっ!計画は現実には絵に描いた餅という事なんだね。
因みに『Amazonギフトカード』系の場合は毎月の支払い上限が5万リワードなのでその敷居はぐっと低くなる。
この場合、月に必要なPV数は『たったの』500万PVだっ!
いや、1千PVですら到達しないのに7桁PVの話なんてしないでくれよ・・。
まっ、かように100PV=1リワード仮説はランカーにとっても厳しい設定だよねっ!って話です。
でも挑戦なくして対価は得られずだっ!そもそも100PV=1リワードだってあくまで仮説だからねっ!もしかしたら10PV=1リワードかも知れないんだから、それならば到達でき・・、ないな。うん、無理だ。
だって私って短編で100PV越えると大喜びしているくらいなんだもの・・。
仕方ない、今月の生活費は昔裏山で拾った金の仏像を換金するとしよう。いや、それはさすがにバチがあたるか?
-お後がよろしいようで。-




