番外編〜カレンは全てお見通し〜
お嬢様と王太子殿下の婚約破棄の発表?から少したち、お嬢様はリカルド…いや、もう正体を現したからルカ様だね。婚約者として、アルセードの皇子であるルカ様の皇位継承権の放棄を手伝うためにアルセードに行った。私とメロも、お嬢様たちについて行った。
お嬢様は気付いてないご様子なんだけど、多分ルカ様はお嬢様の事が好きなんだよね。おそらく、好きまでは行ってなくてもなんとなく気にはなっているはずだよ。
だから、私はルカ様に聞いてみることにした。
「ルカ様ってさ、ぶっちゃけお嬢様のこと好きでしょう?」
私たちは同じお嬢様に支える身として仲が良かったから、私はいつもと同じような感じでルカ様にそう言った。
「え、なんでわかったんですか…。」
ルカ様は、結構あっさり認めた。
「ちなみにいつからなの?」
私は気になって、さらに尋ねる。
「いつからでしょうか…。憧れが強かったんだけど、いつのまにか好きになっていたかな…。」
ふーん、なるほど。たしかに、気づいたらルカ様のお嬢様を見る目が好きな人を見る目にかわってたかも。
「ルカ様も大変だね。…あ、もしかしてアルセードにいる間にお嬢様に告白するの?今思えば、お嬢様に婚約者として一緒に来てって言ってた時も大分緊張してたし。」
「いや、お嬢様は僕なんかが告白しても…。」
ルカ様はかなりいじいじしていたけど、お嬢様は少なくともルカ様に対して興味はお持ちだと思うの。ルカ様に対する接し方と王太子殿下に対する接し方が全く違うもんね。
「ちょっとアタックしてみるのはどう?」
「む、むり…。」
ルカ様って結構シャイ?お嬢様がリーダータイプで人を引っ張って行くのが得意だからお似合いかもしれないけどね。
仕事の合間の休憩で話していたから、ルカ様はそろそろ戻るねと言った。
私もそろそろお嬢様のされてるお仕事が終わる頃だ。
なんかいいね〜、こういうの。私、ルカ様の恋応援しちゃお。




