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「雨と大好きな貴女」
設定:年上の青年×貴女
僕はね
実は雨降りが好きなんだ
貴女は、好き? 嫌い?
……やっぱり嫌い、か
当然そうだよね
雨が好きな人ってなかなか居ないか
何故僕が雨降りが好きなのかって?
こうしてさ
相合傘が貴女と出来るじゃあないか
嫌?
でもさっきからとても嬉しそうだよ?
貴女の顔綻んでいるもの
照れてる顔も
好きだよ
ああ、傘から出ると濡れるよ!
入って
少し濡れてしまったね
大丈夫? 風邪引かない?
過保護だって?
落ち込むなぁ……
僕の方が年上だから当然の事を言った迄なのに
……だからね
僕のこともっと見て
話の脈絡が滅茶苦茶だって?
だからだよ
僕は貴女のことが大好き
雨降りはこうして傘の中に貴女と二人きりになれる
だから大好きさ
雨降りよりも
貴女の方が上だけどね
「大好き」
お読み下さり、ありがとうございます。
如何でしたか?