第一幕 魂入れ替えた結果がコレだよ
あまり話を書くのが得意じゃないですが、絶対面白いと言わせれる作品を作っていこうとおもうので、みなさんに見ていただけたら嬉しい限りです。
初めて書く作品で長編をやろうと思っている自分はバカですね、はい。
そんなバカに意見などいただけたら幸いです。
「この扉を開ければ、違う世界に行けるのか」
物静かで暗い洞窟。奥深くにある直径5メートルほどの封印と書かれた扉の手前に立っていた。
この扉は、今ここにいる自分と平行世界にいる自分との魂を入れ替えると言い伝えられている扉だ。
だが、使用するにも封印されていて、無理やり開くと全身が焼けて灰になるトラップが仕組まれているらしい。
昔バカがやったとか。
「そして、封印の解き方がわかった以上、使わない理由がないよな」
オレは高ぶる鼓動を押さえながら、扉に手をついて術を唱える。
「ア・リ・ステラ・ストロハイト」
すると、封印と書かれていた扉が白く光だし、スゥーと少しずつ開き出す。
「よっしゃ、成功だぜ。コレでこの世界からーー」
「ははは、まだこの世界にもあっちに行きたい人間が居たんだね」
「ーーえっ?」
扉をみていると、全裸の少女がこっちに向かって歩いてくる。髪は床に着くまで伸びきっていて、色は白。体のはやつれているのがパッと見でわかった。
こっちに歩いてきた少女は、扉から出そうなところで立ち止まる。
「さあ、君は行くんだろう、あちらの世界へ」
そして、こちらに手を差しのばしてきた。
「さあ、この手を掴んで。そうすればあちらの世界に行けるよ」
オレはそーっと少女に手を伸ばしていく。
「君はこっちの世界で辛いことがいっぱいあったんだね。けど、あっちの世界に行けばそれも全て解決だよ」
なぜだか手が少女に吸い込まれていく、そんな感覚がする。
「さあ、さあ!」
そして、オレの手は少女の手を掴んだ。
「バトンタッチだね」
「どういう意味ですか?」
「えっと、それはねーー」
少女はオレの耳元へ顔を近づけ、
「ーー“地獄”への」
「えっ?」
そのワードに反応したかのように、扉がおもっいっきり開き、次の瞬間には、オレの意識は途絶えていた。
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