About ability
あけおめです!
良いお年になるといいですね。
今回は設定みたいなものなので自分で言うのもなんですが、正直つまらない・・・
ざっと読み流してくれれば幸いです
「能力の仕組みのことでしょ?全くもー」
「ああ!思い出した!そうでした」
朔良さんが補足する。
「じゃあ早速『能力について』の講義で〜す」
メガネをかけ、講義をはじめる。
あっメガネもいいなぁ
などと不埒な考えをしながら講義を聞く。
「まず能力には三つの種類+αがある」
「+αって?」
「その質問はあとでゆっくり♡」
「え、遠慮しときます」
俺にはモモがいるんだ。先ほどの不埒な考えは隅においやる。
「それで能力には大きく分けて三種類あります。まずひとーつ・・・身体に関与する能力!」
「身体?」
よく分からない。
「そう!例えば自分の身体を治したり、変えたり」
「あっ!だから局長の能力は治す・・・?」
「う〜ん。ちょっと違うわね」
あっさり否定される。
「ふたーつ・・・物体に関与する能力!」
「物体・・・?あっだから俺のは・・・」
せっかくの閃きを創に遮られる。
「そう!君はおそらく『触れた物を増やす能力』なんだよ」
「そうゆーこと。じゃ最後にみーっつ・・・空間に関与する能力」
「う〜ん。ちょっと意味がわかんないんだけど」
「しーちゃん♡あんたの能力」
「殺すぞ。まあ、それは置いといて。俺の能力は『空間から想像した物を創り出す能力』だ」
「だからなにもないところから?すごいんだな!」
「こんな能力・・・局長に比べれば」
「え〜そんなことないよぉ。治すぐらいだもん。ゆうちゃん♡さっき言ったよね?+αのこと」
どうやら俺のことはゆうちゃんと呼ぶようにしたようだ。
「あ、はい。どういう意味なんですか?」
「うん。それはね、私自身よく理解してないんだけど、ある種類を操る能力なんだ」
「アルシュ?アヤツル?」
頭が痛くなってきた。
「えっと・・・・・・空蒼〜」
「「はい。私の能力は」」
沖が言う。
「『酸素を操る能力』」
佩が言う。
「『水素を操る能力』」
「「詳しく言うと、これを好きな場所に移動させたり化学変化したりできる」」
「へぇ〜」
やっと理解できた。
「ちなみに私の能力は『細胞を操る能力』なの」
「どういう能力なんです?」
「あんまり言いたくないけど細胞の死滅を防いだり、起こしたりできるの」
「すごいじゃないですか!それってめっちゃ強いと思うんですけど?」
「やーよ。少し治すだけならいいけど、意識をそっちに割くと身体が戻っちゃうの」
「え?じゃあ朔良さんって・・・怖いので止めときます」
「賢明ね」
朔良さん怖いです。もう睨み付けられただけで泣きそうです。
「それはいいとして、今回のターゲットのことは?」
「プロミネンスってことなんで火系統の能力なのでは?と思っています」
創と朔良さんで話がはじまる。
「まあそんなとこね。じゃあしーちゃん・くーちゃんよろしくね♡あとゆうちゃんもね♡」
「「わかりました」」
「ふぇーい」
「りょ、りょーかいです」
一同それぞれ返事をする。
「よし!じゃあ今日はゆうちゃんの歓迎会の計画を練りましょ」
「はい・・・え?そんなのいいですよ。だって俺今そんなに金ないですし」
「い〜のよ。ど〜せ全部国のお金から出すんだし。お偉いさんたちも使ってんだからいいのよ」
「は、はぁ」
「やっぱり夏といえば海よね!」
実に楽しそうだ。
「「あの・・・私たちもですか?」」
「もちろんよ!」
「「・・・・・・・・・・・・はい」」
いやいやながらも頷いた。
「じゃあ決まりね!集合時間は朝の8時!場所はここ!」
「「・・・・・・・・・」」
「はぁ」
「は、はい」
これもそれぞれ返事をする。
「じゃあ今から水着を買いに行くわよ!くーちゃん!」
「「・・・・・・・・・」」
「つれないわねぇ。ほら行くのよ!」
いかにも乗り気ではない姉妹は手を引っ張られ外へ行った。
「・・・じゃあそーゆうことで。お疲れ様」
「お、おう。お疲れ様」
微妙な空気のまま終わってしまった。
ホントに国の組織なんだよな?
家に帰りながらふと思った。
お年玉だと思って、好評価ください。
・・・調子乗ってすいませんm(*_ _)m