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第6話 後日談

 都内に一瞬だけ、初雪が降って交通網が麻痺して大騒ぎになり、それが落ち着いた頃に梅の花が咲いていた。近所の公園で満開の梅を見ていると、もう少しで春が訪れる予感がする。実家を飛び出すように出て始めた一人暮らしも、もう少しで1年が経とうとしていた。最近、こまめにカーちゃんにSNSで近況報告する事にしている。


 初雪の翌日の小昼こひる一葉かずはと一緒に寮の雪かきをしていると、『天狼星』の続きが無いか聞かれた。栗本薫先生は既に亡くなっているので、続きは無いことを説明すると「シリウス……」とつぶやき涙ぐんでいた。一葉は小説になんて興味が無いだろうと思っていたので意外だった。


 後日、一葉は()()B()L()()なるものにどっぷりハマってた……

 一葉は私を自分と同じミステリマニアに括り、探偵、助手、ライバルのカプ厨談義を始めた。

 いや、一葉さん。同じじゃないぞ、断じて。

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