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勇者がいない人類の魔王軍との戦いの記録(北部王国軍参謀本部戦記)  作者: ゆーや
共和国軍の独断専行と北部王国軍の憂鬱
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day81(北部王国軍参謀本部と国王軍事顧問)

北部王国軍参謀本部全体会議



 「東部方面軍からの緊急報告と、竜騎兵部隊自らの報告通り、前線の「王国軍」が暴走しました。想定外です。東部方面軍司令部は前線の兵士を抑えられないと判断。共和国軍支援部隊の大幅増強を決定。こちらにも第4軍団の派遣を要請してきました。大規模な作戦に発展する可能性があります」

 「作戦部が総出で作戦計画の作成を開始していますが、おそらく間に合いません。東部方面軍司令部に一任するしかないと思います。

  作戦部の計画としては、共和国軍を主攻として、王国軍が全面支援を行うという内容ですが、どこまで王国軍を投入するかが決まらないと具体的な計画を立てられません。その方針はおそらくこの会議では決められません。ただ、このままなし崩し的な反転攻勢は無謀です。確実に頓挫します」

 「投入する兵力規模はこの会議では決められないが、検討する時間もない。第4軍団投入のお伺いを立てるが、投入する前提で準備するように第4軍団に下達する。投入規模は最悪の場合、第4軍団すべてになる。南部方面軍の予備兵力がなくなるので、南部方面軍への説明と、第5軍団の戦力化が緊急に必要になる。明日までに参謀本部として決定を下す。以上。各員かかれ」



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国王軍事顧問公室



 「以上が今朝の参謀本部会議の結果です。陛下にどこまで説明するかは閣下に一任いたします」

 「いつまでに報告すればいい。これは即座に上げるには内容が重すぎる」

 「参謀本部は明日までに方針を決定し、全軍に下達しますので、遅くとも午後にはご説明いただき、陛下の方針決定が必要です」

 「無茶を言ってくれる。了解した。で、陛下に何を要請すればいい」

 「共和国軍の暴走と、王国軍の暴走への追認と、全面的な支援許可です。作戦指導としては邪道にもほどがありますが、最前線がすでに動いてしまっています。関係者の処罰が必要なのは間違いないと思いますが、それは追々考えればいいので、いまは目の前の課題に立ち向かいます」

 「了解した」


 

  みんな好き勝手言ってくれる。それで私にどうしろというのだ。

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