表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者がいない人類の魔王軍との戦いの記録(北部王国軍参謀本部戦記)  作者: ゆーや
共和国軍の独断専行と北部王国軍の憂鬱
83/122

day78(共和国軍と北部王国軍参謀本部の最終段階)

共和国軍第1師団司令部天幕



 「部隊の移動は80パーセント完了しました。」

 「糧食は依然として北部王国軍から補給を受けられています。その他物資は総じて不足していますが許容範囲です。武器だけがどうしようもありません。」

 「東部方面軍司令部からようやく戦線の情況を入手しました。突破できそうな場所は特になく、やはり強襲突破しかなさそうです。」

 「東部方面軍騎兵部隊が突撃支援を行ってくれます。また、1個旅団が側面支援、後方援護を行います。はなむけとして部隊をまわしてくれるようです。」

 「竜騎兵部隊から直接偵察情報をもらえるようになりました。同時に進撃は無謀だからやめるようにという忠告も受けましたが、無視しました。」



 「各位最終確認だ。基本的な作戦計画は配布したとおりだ。今回の攻勢をもっておそらく共和国軍は消滅する。撤退は予定していない。負傷者の収容ももちろんできないし、手当てもできないだろう。我々は行けるところまで前進する。部隊としての指揮系統がなくなったあとも、各級指揮官は各々の権限で共和国領まで進撃を続けろ。北部王国軍の支援は期待するな。作戦開始は4日後を予定している。延期はあっても中止はない。」



----------------------------------------------------------------

北部王国軍参謀本部会議室



 「共和国軍は物資の集積と部隊の移動を概ね完了させました。第4軍団長からの形だけの移動停止命令は予想通り無視されました。」

 「竜騎兵部隊は東部方面軍司令部発案の例の計画に従い、東部戦線の偵察を開始しています。戦線に特に大きな変化はなく、作戦部、企画部の予想通り共和国軍は壊滅する見通しです。」

 「東部方面軍は作戦計画通り、部隊の配置転換を開始しています。共和国軍の到着よりもだいぶ早く完了する予定です。」



 「共和国義勇兵部隊なのですが、共和国軍と動きを共にしないそうです。こちらから提供している戦線の情勢分析を冷静に評価しているらしく、現在攻勢に出ても自殺行為でしかないということを正確に理解しているようです。同じ共和国人とは思えないです。」

 「妙なことになっているのが教会自警団の残党勢力で、一部勢力が共和国軍との合流を企図しているようです。なんでも教会の精神に則り、たとえその先に破滅があるのだとしても、救いを求める人々を見捨てることはできないとか何とかという我々には理解できない理由で行動するようです。」

 「諸君。我々参謀本部は基本的に通常通り動く。共和国軍への特別の対応は行わない。何か想定外の事態が発生したら、東部方面軍司令部にすべて一任する。以上だ。」

感想ありがとうございます!

仕事しながらの執筆なので、更新頻度はすっごく遅いですが完結させますので、

気長にお待ちください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ