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勇者がいない人類の魔王軍との戦いの記録(北部王国軍参謀本部戦記)  作者: ゆーや
共和国軍の独断専行と北部王国軍の憂鬱
77/122

day74(共和国軍の暗躍)

共和国軍集積地


 「物資は予定通り備蓄できており、侵攻に必要な量は確保できる見通しです」

 「兵士の士気は何の問題もありません。むしろ逸る気持ちを抑えるのに苦労しています」

 「戦線の突破は困難が予想されます。東部方面軍司令部に戦線に関する情報提供を要請したら、断られました。なぜ現在後方にいる共和国軍がそのような情報を欲しがるのかという理由で。おそらくこれで北部王国軍参謀本部にも情報は漏れたと思われます。」

 「構うものか。このまま続行する。部隊の移動はこれから少しずつ行う。具体的な計画は追って伝える。どこかの段階で北部王国軍の指揮下を離れることとなるが、我々はもとより共和国軍だ。助けってもらったことに対する恩義はあるが、北部王国軍の指揮に従う義理はない。」




北部王国軍参謀本部参謀総長室


 「ご命令に従い偵察を行い、閣下の予想通りの動きがみられました・・・彼らは正気ですか?」

 「おそらく本気だ。共和国領から撤退したときからずっとこうだった」

 「理解できません。現状を見れていないというのはともかく、今は北部王国軍指揮下にいるはずです。完全な独断専行です。北部王国軍として阻止しないのですが」

 「もちろん阻止したいがそれだけで死人が出る危険がある。共和国軍が勝手に進撃して勝手に損害を出すなら好きにしろというだけだが、それを阻止するために王国軍を投入したくない」

 「・・・わかりました。ご命令通り、偵察は続行します。偵察行動が漏れる危険についてはどうされますか」

 「防諜はあまり気にしなくていい。向こうもおそらく気にしていない」

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