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勇者がいない人類の魔王軍との戦いの記録(北部王国軍参謀本部戦記)  作者: ゆーや
南部王国の陥落、南部王国軍の撤退そして
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南部王国軍の救出1「北部王国軍第2軍団長」

※数日間にわたる戦記のためdayは書きません。

 南部王国首都陥落の急報を南部方面軍司令部経由で直接聞き、ただちに全部隊に対して南進の再開と、可能な限りの避難民収容、南部方面軍部隊の収容を命じた。



 第1軍団長ともすぐに連絡を取り、軍団境界線をきっちり分け、各々その範囲内で動くこととした。

 変な話だが、いままで第1軍団とまともに協調作戦の検討をしてこなかったが、今回ばかりはそうはいかない。



 軍団司令部内の方針は直ちに決定したため、南部方面軍司令部にも即座に返事を送り、補給が持ちこたえる限り戦線に残るという方針を了承してもらった。逆に北部王国軍参謀本部からも、可能な限りの避難民、南部王国軍部隊収容を命じられた。



 そこからは昼夜関係なく戦い続けた。南部王国竜騎兵部隊の支援も受けつつ、収容した南部王国軍の兵士にそのまま武器を渡して仲間の救出に行ってもらったりと、ありとあらゆる手を尽くして戦った。

 


 陥落直後から数日間は避難民や南部王国軍の兵士も数多くやってきたが、日に日にその数が減ってくると、前線の兵士たちも南部王国が陥落し消滅したという事実を受け入れるようになっていた。それがそのまま厭戦感情につながってしまい、徐々に魔王軍に押し込まれるようになった。

 首都の方から戦闘の気配を最初は感じていたが、それも数日でなくなり、それに比例するかのように最前線の魔物の数は増えた。



 第1軍団とは毎日連絡を取り合い、魔王軍の勢力について綿密に情報交換していたが、day65あたりで、もはや生き残り避難民の収容も、南部王国軍部隊の到着も見込めないという見解で一致し、戦線を整理し撤退することとした。



 最終日には竜騎兵部隊による広域偵察を要請したが、見渡す限り魔王軍のみしか見られないという報告だった。

 次は北部王国首都防衛戦となる。

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