day47(南部王国軍北部戦線司令部と南部王国軍編制表)
長い長い議論を経て、ついに南部王国軍内に北部王国軍との共同作戦を行うための組織が編制された。
名称そのまま北部戦線司令部。
司令官は北部王国との国境への赴任経験が長い将軍が宛がわれた。
作戦方針は北部王国軍との合流。その後の行動は司令官に一任するが、北部王国軍と共同し南部王国民を一人でも多く脱出させることと、南部王国軍を一人でも多く北部王国軍に合流させることが女王から厳命された。
とにかく安全な回廊の確保が最重要課題となった。南部王国領の砂漠は基本的に平坦で作戦的にはまったく使えない地形だったが、ところどころに抵抗拠点として流用できる地形があった。それらの点を線としてつなぎ、回廊として確保し市民の避難路、南部王国軍の移動経路として使うしか選択肢はなかった。
この方針を北部王国軍と共有し、共同作戦として回廊を確保する。あとは一日でも長く回廊を保持する。これしかなかった。
この作戦は南部王国首都の陥落を以て自動的に、言い換えれば強制的に終了する。絶望的な脱出作戦の始まりとなった。
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day47(南部王国軍編制)
南部王国軍司令部作成
女王直率
親衛連隊
近衛連隊
第1竜騎兵連隊
第2竜騎兵連隊
首都防衛司令部
第1混成旅団(西部城門担当)
第2混成旅団(南部城門担当)
第3混成旅団(東部城門担当)
北部戦線司令部
第6歩兵旅団
第8歩兵旅団
第4混成旅団
長い消耗戦により正規編制の部隊はほぼ壊滅しており、混成旅団は文字通り生き残りや戦える民間人を動員して組織した部隊である。女王直率の4個連隊と、北部戦線の2個旅団がまともな正規部隊としては最後の部隊である。




