表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者がいない人類の魔王軍との戦いの記録(北部王国軍参謀本部戦記)  作者: ゆーや
南部王国の陥落、南部王国軍の撤退そして
39/122

day45(地上戦総括作戦部長日記)

 当座の指揮拠点は第2軍団司令部内に設置することにしており、そこへ移動している最中。

 ずっと今回の人事案が出された背景や、今後の南部戦線について考えていた。



 第1軍団が南部戦線に来るという噂も耳にしたが、首都防衛部隊であり精鋭である第1軍団が最前線に投入されるなどそのまま信じることはできなかった。一方、もし事実であれば、第1軍団と第2軍団という2個軍団が南部戦線という単一の戦線に配置されるという、北部王国史でもあまり聞いたことのない展開になるため、まとめあげる単一の司令官が必要だろうということは漠然と理解できた。が、誰がそんな重責を担うのかは全く想像ができない。


 自分は地上戦総括作戦部長で、戦線の整理整頓を任務として遂行してきた。戦線司令官は荷が重すぎる。

そんなポストではなく、あくまで誰か別な人が南部方面軍司令官に着任し、自分は今まで同様戦線の整理整頓役に徹するものだと信じたい。



 南部王国についての情報はほとんど入手できていない。第2軍団司令部に着いたら最初にすることはその辺の情報収集だろう。どこまで南部王国軍が生き残り、南部王国政府自体もどのような状態にあるのかほとんど聞かされていない。自分が南部に派遣される以上、良くない情勢であることだけは容易に想像はできる。



 とにかくわからないことが多すぎる。ただ戦争とは得てしてそういう物だろうと考えてとりあえず目先の今日の夕飯について考えることにする。最前線にいた頃は固いパンや覚めたスープばかりだったので、それよりはおいしいものを食べられると信じたい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ