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勇者がいない人類の魔王軍との戦いの記録(北部王国軍参謀本部戦記)  作者: ゆーや
南部王国の陥落、南部王国軍の撤退そして
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day45(参謀本部日報)

day45

北部王国軍参謀本部



1.全般動静

 東部戦線が膠着状態となり、東側からの魔王軍の攻勢をひとまず食い止めることに成功した。南方戦線は、味方同士の不協和音が不安要素としてあるが、戦闘はまだ散発的なものにとどまっており、予想よりもはるかに少ない損害で済んでいる。



2.作戦計画

 東部方面軍には引き続き防衛線の防衛を命じている。

 南部戦線は南部王国首都にこれから接近していくことになり、魔王軍の抵抗がどこまで激しくなるか読めないところがある。味方の不協和音対策がどこまで通じるのかも頭の痛い問題となっている。



3.人事計画

 地上戦総括作戦部長を南部方面軍司令官昇進留保付で送り出した。まだ南部方面軍という単一組織を作れないところに難しいところがあるが、南部王国が崩壊寸前という状況下である以上、南部戦線形成はやらなければならない。



4.動員計画

 兵力の枯渇は意外なことにあまり大きな問題となっていない。戦線の縮小とともに戦線単位の兵力密度は増す傾向にあり、発生している損失の補填よりも補充が充実しているという状況にある。目下の課題はむしろ兵站。

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