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勇者がいない人類の魔王軍との戦いの記録(北部王国軍参謀本部戦記)  作者: ゆーや
南部王国の陥落、南部王国軍の撤退そして
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day44(補給部民政担当)

day44

北部王国軍参謀本部補給部民政担当


1.現況

 東部戦線における魔王軍の攻勢がいったん収まり、それに伴い避難民の流入が減少傾向にある。南部戦線からの避難民の流入はわずかであり、大勢に影響を与えるほどではない。

 ただ、現時点で発生している避難民の数が多く、課題があまりにも多い。



2.課題

 ・戦線の後退に伴い耕作地の喪失面積が増加し、食料生産量が減少している。また、街や集落で備蓄されていた食料もすべてを持ち出せているわけではないため、全体として食料備蓄量の減少ペースが速い。

 ・着の身着のまま避難してきた住民が大多数であり、衣服の提供が課題となっている。生産ペースをあげるため、質を一部落として対応している。

 ・住居の提供は全く追いついていない。テントの提供すら追いついておらず、完全な野宿状態という避難民が少なくない。

 ・医療の供給も追いついておらず、医薬品の不足は甚だしい。

 ・最も懸念されていた治安の悪化はまだ顕在化しておらず、野盗の類が深刻な問題とはなっていない。

 ・今後、東部・南部両戦線が再度攻勢を受けた場合、避難民の再疎開が必要となるが、その行き先がない。



3.対処方針

 ・食料について魔物を捕食するという案が検討されている。まだ試験段階だが、好評という情報もあり、打開策の一つとなるかもしれない。

 ・テントは大増産をしているが、まず軍への供給が優先されており、需要を満たす見通しは全く立っていない。

 ・避難民の中で戦える者全てを兵士として動員するという計画がある。女・子供・高齢者を除きすべて戦線に投入するという計画だが、動員計画の整理ができないため宙に浮いている。

 ・再避難先は北西部の大森林しかないが、開拓をする時間的余裕がない。

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