北部王国軍指揮体制(参謀本部)
北部王国は国王が軍最高司令官を務めており、その補佐機関として参謀本部を設置している。
参謀本部は国王の軍事面での補佐を任務としており、例えば東部戦線司令官のような現地部隊指揮官への命令権は持っていない。命令はすべて国王の名のもとに発布される。その命令案の雛形作成は参謀本部で行うことが多い。
参謀本部は参謀総長を長として、副総長が二名いる。
それぞれ作戦(企画)・情報担当副総長と、総務・補給担当副総長である。
副総長の下に、下記5部を設置し実務を担当している。
人事部(J1)
王国軍全軍の人事管理をしているが、特に王国軍司令部直轄組織、すなわち参謀本部の人事に関する業務が最も多い。ほかには部隊の新設・廃止を行う場合に、人事について助言を行う。
情報部(J2)
軍として収集している情報の集約・分析を行う。地図作成も担当する。
作戦部(J3)
企画部(J5)
作戦計画の作成、立案、調整、実施状況監督。作戦部と企画部の違いは、概ね7日以内の作戦は作戦部が、7日以上先の長期計画の検討は企画部管轄。
王城にある作戦指揮所の管理は作戦部。
補給部(J4)
補給業務全般を担当する。補給物資調達、輸送、輸送手段調達、輸送路調整等である。医療支援の調整も行う。ただし、補給部隊や輸送物資の護衛は現地部隊の管轄としており、補給部では調整しない。
北部王国軍参謀本部の解説です。
北部王国軍全体の体制については改めて書きます。