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ディストピア

挿絵(By みてみん)


4月1日 (エイプリルフール)

猫の居なくなった日だ。


ネコ丸さんと、最後になろうで交わした会話。

ネコ丸さんが好きな子に告白したという話。

相手からの返事を待っていると。だからテンションが低いのだと。


エイプリルフールに混ぜて、あの子はそんな風にごまかしながら書いていた。


以下が自分が割烹で返事したコメントだ。



  ----ここから


こんちわ、ネコさん。

自分もローテンです。


良い桜の写真撮れたら見せてくださいな(笑)


良い答えがあるといいですね。エイプリルフールですけど(笑)


  ----ここまで



応援メッセージのつもりで書いた。


このコメントは、仕事をしていた昼休みに書いたものだ。

自分はコメント後に仕事に戻った。


ネコ丸さんから結果の返事は聞くことはできなかった。


BANされたからだ。



3時頃の仕事の小休止、なろうを覗いたら、一通のメッセージが来ていた。

感想書いた覚えはなかったと、ぼんやり思いながらメッセージを開くと、秋のさんからで、目に飛び込んできたBANのタイトル。


ネコ丸さん!?一瞬、息が止まった。

思考が追いつかない。

なんでこんな時に!?

ネコ丸さん暴れてたっけ?違反なんてしてたっけ!?


焦る気持ちを抑えながら、秋のさんが添付してくれたアドレスに跳び、ネコ丸さんがいることを確認する。


安堵したため息の後、ネコ丸さんのブログにコメントして、なろうにとってかえす。

ネコ丸さんと交流している方の割烹は騒ぎになっていた。


コメントを読みつつ、木の子さんなどのネコ丸さんつながりで親交の出来たユーザーの方に、やっと連絡をしなければいけないと思いつく。

自分がしなくても大丈夫だと思ったけれど、

でも、出さずにはいられなくて、メッセージや連絡をいくつか飛ばした。


仕事から戻ったその日の残りは、なろうのネコ丸さんと交流していたユーザーさんの割烹と、ネコ丸さんのブログを行き来することに終始していたのだろうと思う。


その日の朝に思った、自分の連載を進める考えは、どこかにすっ飛んでいた。



その後、ネコ丸さん追悼?に対する作品投稿が企画され、自分も参加を表明した。


それがこれ、この文章だ。


なろうにおいての、ネコ丸さんと自分とのお話はこれで終わりだ。


ネコさんは居ない。

ここに戻ることもないだろう。


デッドエンド。物語の終幕だ。



来月、自分はなろうに来て一年を迎える。


-なろうに来て一年が経ちました-


そんな活動報告を書こうと思っていたが、

それにネコさんがコメントをくれることはもう無い。




以下は余談。



なろうは楽園(ユートピア)だと思ってたんですね。


いつからかユートピアと思えなくなっていったんです。


ネコ丸さんと交流を始める前、

親交のあった方が挨拶と共に退会されたりした時も、


その三日後に長らく連絡の取れなかった、

なろうで初めて交流していただいた方からの最後の挨拶。

もうお話を書くだけの時間が残されていないという、慟哭を秘めているような言葉に打ちのめされた時も、


まだ、なろうをユートピアなのだと思っていた。



1月の半ばに書いたエッセイ。

居なくなった、居なくなる交流相手二人と、

ネコ丸さんともめ事のあった相手に対する苦言を含む、いくつかの感情を込めた、エタるエッセイを書いた時も、

まだ信じていた、信じたかったんだと思います。



2月初めかな?

その頃にあった、ミュート機能の騒ぎ。

あの頃から、なろうをユートピアだと信じられなくなった。


親交させていただいているユーザーさんが、活動拠点をなろうから他に変えていったりしたのを見ながら、

自分は、あのミュート機能が、「ドラえもん」の「独裁スイッチ」にしか見えないというエッセイを書こうとしていました。


親交のあったユーザーさんに相談して、いろいろ考えて、結局投稿しませんでしたね。

いろんな事情があり、取り止めましたが、

今思うと、以前よりもなろうを信じられなくなっていたのも、その一因だろうと思います。



そして今回のことです。

なろうは楽園(ユートピア)じゃない。


なろうは、自分が姪っ子くらいの認識でいた子どもを、

未成年のユーザーを、なろうから放り出して捨てた。


枠からはみ出したものを普通に排除する、普通の運営組織ということです。


希望や温情を期待してはいけない、ただの運営サイトだっただけのことです。

過度に期待していた自分が馬鹿だっただけのこと。



自分はまだ、なろうにいます。

書きかけのお話を終わらせなくてはならない。

今はもう居ないかもしれない、たぶん居ないであろう、相互お気に入りユーザーのあの人の名前がサイトから消えてしまうまでは、

自分は出来るだけ、なろうで書き続けなければならない。



でも、ならねばならないで彩られた世界は、実際、何なんでしょうね。

やはり自分がこの文章につけたタイトルの世界なのでしょうか?




補足です。



ネコさんはもちろん生きています。


なろうが捨てた荒野(そと)で活動を続けています。


今も元気で吠えています(苦笑)


告白した相手とどうなったか?


まあ、沈黙は金ですよね(笑)


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