退屈な日々
いつも通りに起きて学校へ行っていつも通りに授業を受けて学校が終わり帰るいつも通り退屈な日々を過ごしている。そしてこの国もいつも通り「異常者は人ではない」だの「異常者を追い出せ 殺せ」などと繰り返している。そんな大人を見ているせいで子供まで馬鹿が出てきた「異常者なんで居なくなってくれないの」だの「異常者を殺そうぜ」だのくだらない事を言うようになってる。差別など何の意味もないのに馬鹿はそれで優越感に浸る
「この国はつまらないなぁ。」と俺はため息をつきながら言った
「何が良くてアブノーマルを見下すんだろうね鋼」と突然後ろから喋りかけてきた
「さぁ、俺にはあいつらの気持ちなんて分からないしわかる気もないからな冬夜」と返した
「そうだね。僕の同じだよ」と冬夜が言った
赤城冬夜顔が中性な為性別が分からない。ただまぁ俺はどっちでもいいから聞いていない。こいつも俺と同じ半異常者だからノーマルに混ざらないで俺と一緒にいる。
「アブノーマルの持つ力を恐れているのか持っていないから嫉妬してるのかもな」と笑いながら訊いた
「そうかもね」と冬夜も笑いながら答えた
「じゃあ帰るか」
「うん、そうだね」
と言って一緒に家に向かった