特訓と仕事
「特訓ですか?」と冬夜が神奈に訊いた
「はい、そうです」と神奈が返した
「特訓は能力の扱いにもっと慣れるためにやる事です」
「仁が特訓を手伝います。よろしいですか」と冬夜に訊いた
「俺は、その為に連れてこられたのか」と仁が呟いた
「仁さんがよろしければ」と冬夜が仁に訊いた
「構わない。味方が強くなるのに手伝わない選択は無いからな」と仁が答えた
「明日からでよろしいですか?」
「はい」
「それでは帰ります。夜遅くに申し訳ございません」
「いいえ、ありがとうございます。では明日よろしくお願いします仁さん」
「あぁ、よろしくな。リーダー、鋼の事は言わなくていいのか」
「すっかり忘れていました。鋼さんに伝えてください。明日一つの組織に行くので開発施設に来てくださいと」と神奈が慌てて言った
「はい、必ず伝えます」と冬夜が言った
「じゃあ僕も寝るかな」と部屋に行った
翌朝
「おはよう、鋼」
「あぁ、おはよう冬夜」と二人とも挨拶をして飯を食べに居間に行った
「そうだ。昨日仁さんと神奈さんが来て神奈さんが今日一つの組織に行くので開発施設に来てくださいだって僕は仁とやる事があるから別だけどね」
「そうか、一つの組織ねぇ〜どんな奴がリーダーやってんのかな」と俺が呟く