始まり
ここは栄凪この世界で唯一の大国だ。小さい国はいくつもあるがここまで大きな国は他にはない。
ちなみに俺は赤井鋼だ。半異常者であることを隠して人として生きている
平和を掲げているが「異常者を殺せ」や「追い出せ」などと国民が言っている。国のトップが「異常者は人ではない」などと偉そう言っているから馬鹿な国民もこうなるんだよ
「まぁ、俺には関係ないけどな・・・」
「これが平和なんてくだらない。そう思わない?赤井鋼さん」と問われたので振り返らず
「そうだな、くだらないと思うよ。それとあんたは誰だ」と返した
「すぐにわかるよ。じゃあまた」と言った
「どういうことだ。おい・・・」と言って振り返ったがそこには誰もいなかった
「アブノーマルか。まぁいいか次会ったら聞けばいい」と言い家に帰った
「君は、どっちを選んでくれると思うかな」と黒い影が同じビルの屋上にいる少女に話しかけてた。
「さぁ、分かりません。時が来れば分かります。ただ、敵になれば排除するだけですよ」と言って少女が消えた
「そうだね」
「さて、君はこの世界が正しいと思うかな。赤井鋼」と誰にもきこえない声で問いて人知れず消えていった