演技
「怒鳴って悪かったなじゃあな」と外に行こうとすると「待って」と止められた
「驚いたよ君には」
「何がだ」
「君が彼女を普通だと言った。そのことにだよこの組織には彼女を普通だと言う人はいないからね」
「少なくとも俺と冬夜は言うからな」
「うん、君たちはそうだね。君は私の事をどう思っているの?」と訊いてくる
「開発施設の管理人」
「なるほど」
「それで止めた理由はなんだ」
「今までの言葉を撤回していいかな」
「どう言う事だ?」
「全部演技って言ったら信じるまぁ君が怒鳴った時は本当に怖かったけどね〜」と白衣を脱いだそしたら身長は少し小柄で茶色っぽい髪の毛に赤目の明るい感じの少女が出てきた。
「どこからだ」
「とりあえず友達になって欲しいんだって事かな〜」
「とりあえず?」
「能力の事は本当だよ。言い方が違うだけでさぁ〜」
「なるほど、それでどうした」
「まぁ、君は神奈ちゃんの事好きかなぁ〜」
「違うぞ」
「まさかの即答!」
「驚くことか?」
「まぁ普通は驚くと思うよ〜」
「そうなのか」
「まぁね。じゃあ冬夜ちゃんは?」
「あいつは親友だな」
「そう、じゃあいいかな」
「何がだよ」
「二人とも出ておいで〜」と燐が呼びかけたら
「どうもですね鋼さん」
「僕もいるよ」と二人が出てきた
「試していたのか」
「そうだよ」
「それとお前の名前は東堂燐なのか」
「鋭いね。私はエリン・シーク・リーシェルト。東堂燐は異常者リストに載っている偽名だよ」
「そうか」
「気軽にエリンと呼んでね」と腕にくっついた
「何故、くっついてくる」
「いいじゃん別に」
「別に構わないが」
「面白いな君はやっぱり」と笑っていた
「そりゃあどうも」と答えた
「仲良くなったですね」
「少し話しただけでそこまで仲良くなる?」
「彼のような性格の人は始めてだからね〜。気に入ったんだよ。にゃはは〜」と笑っていた
「それとねぇ君は付き合いたい人はいるの?」
「いないがそれがどうした」
「なら私と付き合わない?」
「何故だ?」
「君が好きになったから」
「なるほどな」
「で、どうなのダメそれともいい?」と腕にくっつきながら訊いてきた
「とりあえず保留で」
「なんで?」
「家に帰って寝るから明日答える」
「やっぱり面白いよね。分かった。じゃあね〜」