神奈の能力
「複数能力だと!そんなもん存在してるのかよ!」と思わず叫んだ
複数能力はその名の通り複数の能力を扱える事だ。一つでも扱えない者も存在している例えば半異常者の大半がそうだ。異常者でも普通は一つだけだ。
「落ち着け、君の反応は間違ってはいないが」と落ち着けと手を前に出した
「分かった。神奈の能力は何個あるんだ。」
「今のところ分かっているのは三つだよ。そのうちの二つがね。君は三つの世界構築能力の事を知っているか」
「なんだそれ?」
「三つの能力は破壊、創造、構成と呼ばれている。破壊はそのまま物を破壊する能力、創造もそのまま物を創造する能力、構成は分子を操り物を破壊し創造する能力の事」
「構成は破壊と創造を混合させた物という事か」
「詳しくは違うがまぁその考えであっている。それでリーダーは破壊と構成を持っている」
「まじかよ。創造は誰が持っているか分かるのか?」
「予想ではあの子が持っていると思う」
「あの子?誰だ」
「君も知ってる人だよ多分だけどね」
「まぁそれはいいもう一つはなんだ」
「もう一つは能力が分かる能力だよ」
「なるほどな」
「驚かないの」
「まぁそんな感じの能力だろうなと思ってたからな」
「そうか、それならいい」
「彼女は二つの能力を隠している」
「理由はなんとなく分かる。アブノーマルとアルビノだから嫌われる対象になりやすいからな」
「そうだよだから彼女は人を信じやすいけど信頼することはない」
「そうか、それで俺に何をして欲しいんだ」
「話が早くて助かるよ。簡単に言って彼女と友達になって欲しいんだよね」
「断る」