内容
「条件ってのは葵がしっているはずだ」と周りを見渡した
「はい、知っています」と葵が人混みから出てきた
「お前から話してくれ」
「わかりました。条件とは一つ目が作戦の事を包み隠さず話す事です二つ目は三つの組織合同で作戦をやる事三つ目は彼らにそれなりの階級を与える事四つ目はこの退屈な国を変えるとの事です」と葵が説明した
「わかりました。ただし二つ目は貴方方も協力してください」
「いいぜ」
「わかった」
「それでは貴方方に与える階級ですが私の護衛でよろしいでしょうか」と訊いてくる
「どれくらいの階級だそれ」と返す
「私の下で他の人たちの上です」と返された
「二番目という事かな」
「はい、そうです」
「なら、いいぜ。必ず護る」
「お願いします」
「ではまたこちらに作戦の事を話します」
「分かった」
俺たちはまた奥に行き説明を受ける
「失礼ですが冬夜さん貴方は性別どっちでしょうか?」
「うん、性別?ああそういえば誰にも話してないね」
「そういえば知らないな」と俺が言った
「気にならなかったのですか?」と訊いてきた
「まぁ、どうでもよかったからな」と答えた
「僕は、女だよ。どっちかわからないって何度も言われているけど」と答えた
「ああ、だからか」
「何が?」
「匂いだ。ゲームとかしていると匂いがしたからな」
「本当、臭くないよね」と驚いて匂いを嗅いでいる
「まぁ、植物の匂いだしな」
「そうだよ。気づいていたんだ」
「それなら何故その服装をしているんですか?」
冬夜の服装はジャージだった
「そういえば、お前ジャージばっかりだな。別の服装を見たことがない。変えないのか」
「そうだね。動きやすいからかな。ていうかいつも黒い服着てる人に言われたくないなぁ」
「なるほど、冬夜さんと鋼さん二人とも説明が終わった後服買い行きますよ」と笑顔で言った
「いや、いいんだが」
「僕も」
「護衛がそんな服装じゃあダメですよ。それに冬夜さんは女の子ならしっかりと服や髪に注意しないと勿体ない」
「分かった。行くか」と折れた
「はい」と喜んでいた
「その前に作戦の事話せよ」
「分かってますよ」