怒り
「大人しく捕まれば怪我をしないで済むぞ」と銃を構えた
「一つ聞きたいんだけど」
「なんだ」
「君たちは何の為に神奈さんを連れて行こうとしているのですか」
「売る為だ。異常者なのと希少なアルビノの個体だからな。高く売れるまぁ売る前に少しずつ遊ぶけどな」と笑いながら答えた
「分かりました。では死んでくださいね」と盾を出して構えた
「それでどうやって殺すんだ馬鹿が」と銃を撃って来た。その弾を全部盾で防いだ
「撃ち続けろ」と男が指示をした
「無駄だよ。それじゃあ僕の盾を壊すことはできない」
「どうなってやがる」と銃をリロードしながら男が言った
「アイツ怒ったな。神奈はやっぱりアルビノだったんだな」
アルビノとは人だと全身が生まれつき白くなる病気のことだ。メラニンが欠乏する遺伝子疾患だそうだ呼び方が先天性白皮症や眼皮膚白皮症などいろんな呼ばれ方をしている。人に関わらずほかの生物などにも存在している。差別する人間も結構いる
「そうだぜ。てかあれじゃあ勝てないぞ」
「心配ない」
「そろそろ始めるか。シールドモードチェンジモードソード」と盾を創造してその盾を剣の形に変えた
「なんだ、あれ」
「あれは、変形の能力だ。神奈が言ってたろ創造と変形だって」
「ああ、でも盾を変形させても意味ないと思うのだが」
「絶対不壊の盾ということは壊れないということだ。切れ味さえあれば銃すらも切れる剣が作れる」
「どんなに乱暴に扱っても大丈夫という事か」
「そうだ、アイツの能力の真骨頂だぜあれは」
「化け物じゃないか」
「さ〜てと誰から死にたいのかな」
「化け物が死ね」と銃を撃ってくる
「無駄だって分からないのかな」と銃弾を防ぎながら訊いた
「黙れ、化け物があ〜」と刀で切りかかってくるそれを剣で切り首を切り裂いた。
「次は誰」と剣を男たちに向けた
「死にたくない」と逃げ出した
「逃がさない」と剣を投げようとした
「止まれ冬夜」
「邪魔しないで鋼彼らを殺さない」
「殺すなと言ってるんだ」
「何で、騙そうとしていたんだよ」
「そうだが、もう殺す必要がない。もう関わってこないだろうからな」
「分かったよ」
「神奈、お前は人を疑え」
「分かりました」
「そういえば入る条件を言ってなかったな」
「入ってくださるのですね」と神奈が近づいて来た
「ああ、条件を満たしていればな」
「条件って何ですか」と訊いてくる