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群像

独青

作者: 円居


赤い光に照らされて

僕は少し考える

このままやはり帰ろうか


掴み取らなければ

掴み切らなければ

何が手に入るのだろう

何が手に傷を残すのだろう


自問自答しながらの自慰に

意味を求める事自体

どうせ体液に興味は無くて

吹けば飛ぶような

拭えば剥がれるような表皮だった


ふわふわ浮く僕に火をつけて

一緒に爆発してくれるかい

教室で浮く僕を吸って

一緒に止まってくれるかい

まったく無駄な事をしてくれた


それでも僕は君を思うよ

その気持ちに嘘は無いのか

まだ僕には分からないけど


これが錯覚だとしても

僕の心で確かにそれは

感じられた物だから

自分の心の責任ぐらい

自分で取らなきゃ嘘だろう


飽きたら捨ててくれていい

呆れたら壊してくれていい

そのまま僕を息を吸った


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