友だちだった、あなたへ。数年越しの最初で最後の手紙を送ります。
この手紙は、当時通っていた塾で出会ったある友達に向けています。
私には学校が違ったけれど友達が塾で一人いました。
期末テストの前は一緒にテスト勉強をして、週に二回あった授業では毎回一緒に帰っていました。
沢山塾でふざけ合って、先生には「二人組」って言われるほどずっと一緒で良きライバルでもありました。
しかし、私は成績が伸びず塾を止めることになりました。
でも私はその子に何も言わず私は塾を去りました。
ありがとうもさよならも言わずに・・。
当時スマホも持っていなかったので連絡手段がなく、今どこにいるのかもわからずのまま、月日が経ちました。でもあの時のあなたの笑顔はずっと脳裏にあります。
笑顔が素敵だったあなたへ、この手紙をおくります。
お元気ですか。私は元気です。
私は今、大学生になりました。今は夢に向かって日々精進しています。
あなたは今、どこで何をされているのだろうか。笑って楽しくやっているだろうか。
あなたに私は謝らなければいけないことがあります。それは、何も言わずあなたから離れていってしまったことです。
塾をやめる少し前の帰り道、私はあなたに「塾をやめるかもしれない」と言った時がありました。
あなたは私に「嫌だ、やめないで」って必死に止めてくれましたね。
私も辞めたくなかった。あなたと最後まで志望校に向かって頑張りたかった。
だから「絶対、やめないから!」ってあなたに約束しました。
でもそれが最後の別れになってしまうなんて。私も想像できなかったです。
私は大ウソつきですね。
ごめんなさい。
あなたは塾で独りぼっちだった私の最初で最後の友達でした。
あなたと友達になってから、塾に行くのがとにかく楽しくて。
あなたが私の塾ライフを太陽の様に照らしてくれた、あの笑顔、忘れたことはありません。
私と友達になってくれてありがとう。
こんな嘘つきで最低な私だけど、
今でも私はあなたのそばで、あのときみたいに笑っていたかったです。
愚痴をこぼしながら一緒に苦難を乗り越えたかったです。
あなたとまたたわいのない話をしてバカやりたかった。
ずっと、ずっと一緒にいたかった。
言い出すときりがないくらいの後悔が何年たっても私の心の中に残っています。
でも、もうあなたの中で私を忘れてしまっているかもしれませんが、それはそれで構いません。
あなたが今、笑って楽しく元気でいてくれればそれでいいのです。
私はごめんなさいとありがとうが言いたかっただけです。
それだけどうしても伝えたかった。
笑顔が素敵なあなたがこれからも幸せでいられますように。陰ながら願っています。
二人組の相方より
ご覧いただきありがとうございました。




