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第39話『苦戦は承知の上での挑戦』

「おいおいおい、なんだってんだよ」

「こんなところに通されて、いったい何をするっていうのかしらね」

「しかも木の剣と盾ってよ。模擬戦でも始まるのか?」

「あれじゃない? 抜き打ちテスト的な」

「あー。それはありえるな」


 カメラから、先ほどまで訓練していた場所と全く同じ内装の場所を除いている。


 予定通りに彼らは到着し、装備も問題ない。

 開示された情報から、滝戸(たきど)さんのレベルは16、葉須(はす)さんのレベルは15となっていた。

 出会ったあの日から各レベル1分上がっていて、対する莉奈(りな)のレベルは15。

 レベルを上がっていなかったとしても不利だったから、状況は変わらない。

 対峙する相手が1人ならまだしも、そもそも人数的不利もあるからね。


「――どうも」


 僕は自動開閉扉から堂々と入っていき、2人の前に姿を現す。


「ん? どなた様で?」

「……ちょ、ちょっと!」

「どうしたんだよ――って、お前はあのときの!」

「思い出していただけて何よりです。その節は、どうもお世話になりました」


 軽く会釈をし、パーティを組んでもらえたことへの礼儀は果たした。


「ど、どうしてお前が生きてるんだ!?」


 驚愕を露にする2人。

 なんせ彼らからすれば幽霊が目の前に現れたようなものだからね。

 目をと口をこれでもかと開き、前のめりになっている姿は絵に描いたような模範っぷりだ。


 だが、まだ終わらない。


「その節は、いろいろ(・・・・)とお世話になりました」

「「な、な!?」」


 夢を見ているのではないかと錯覚しているであろう2人は、こちらと互いの顔を何度も確認している。


 後から入ってきた莉奈(りな)は僕の隣に並ぶ。


「今が現実と判断できるのであれば、説明は不要ですよね」


 口が空きっぱなしになっている2人は、まだ現実がどうか迷っている様子。


「あなた方の弁明や言い訳は一切聞き入れません。そして、全て探索者協会に報告済みです」

「――だ、だったらなんだって言うんだよ」

「そうよ。し、証拠はあるのかしら」

「ええ、もちろん。決定的な証拠として、こちら側が配信を切り忘れていたということもあり、一部始終どころか帰還するまでの全てがあります。それに加え、配信サイトからの協力も得られ、あなた方の配信情報や削除済みのアーカイブまで提出済みです」

「は、はぁ?! んなことありえるわけがないだろ」

「そ、そうよ! ありえないわ! どうせ、協会に取り合ってもらえなかったから私たちをここに呼び出したのよ!」


 まあ、言いたいことはわかる。

 一般市民ではないにしろ、地位もない探索者が協会の協力を得られるかは疑わしい。

 何も間違ってはないし、じゃあ僕が組織と密な関係ではなかったら過程や結果は変わっていた可能性だってある。


 だが、それはあくまでも可能性の話。


「証拠をご所望と言うことですから、ではこちらを」


 向かって右側の壁一面に、映像が流れ始める。


「な、なんだって……」

「う、嘘でしょ……」


 事の顛末が全てわかる内容だけではなく、その他メンバー視点や配信中に話していた不謹慎極まりない武勇伝が次々に表示。

 画面分割され、さらに情報量が増えていく。


「見ていただいた通り、虚言ではありません」

「だ、だがよ。それがどうしたって言うんだ。そんなものを用意したところで……」

「ええ。お気づきになられたことでしょう」


 その手に握られている、木剣と盾。

 ただ理由なく渡されるはずがなく、そこには明確に意味がある。


滝戸(たきど)さん、葉須(はす)さん。追加情報です」


 僕は今も流れている情報の数々へ手を向ける。


「お2人以外の仲間は既に探索者協会が捕縛している、とのことです」

「なっ!」

「当然、配信サイトの運営とも協力状態にあり全ての情報も開示済み。完全に逃げ場はありません」

「ふざけんな! 俺たちがそこまでされる謂われはねえぞ!」


 2人は、メンバーを探している僕たちとパーティを組んでくれた。

 そしてダンジョンで一緒に狩りをし、頼もしくも親近感が湧くような一面もあったから少しだけ期待をしていた。


 もしももしかしたら、ほんの少しだけ淡い期待を。


「せめて僕たちが最初で最後であったのなら、まだ救いの道は残されていた。だが、あなたたちは人として踏み込んではいけない一線を超え続けてしまった」

「はぁ? あんなの、娯楽の一種だろ? 冗談キツイぜ」

「そうよ。別に、直接人を殺してもないのにどうしてここまでされないといけないのかしら」


 言い分を伝えようとするわけでも、温情を求めることもせず。

 悪びれるどころか自分たちは被害者、という心持ちで。


 本当に救いようがない。

 今からでも僕が痛めつけてもいいと思えてしまい、つい殴り掛かってしまいそうに拳へ力が入ってしまう。


「あなた方の考えは十分にわかりました。自分たちが陥れ、命を落としてしまった方々への謝罪もする気はないということですね?」

「そんなのするわけねえだろ。俺たちは、ただダンジョンの仕組みを偶然見つけて、人をそこへ移動させただけだ」

「おふざけで状態異常をかけてしまったけど、あれはお遊びじゃない。勝手に移動しちゃった人たちが、勝手に死んだだけでしょ? こっちに非があるとは思えないもの」

「実力不足を俺たちのせいにされてもな? いい迷惑だぜ。この状況も、とばっちりだ」


 本当に救いようのないクズでありがとう。

 ここまでくると、怒りの感情はとうに超えて呆れてしまった。


莉奈(りな)、これがこの人たちの本性だよ」

「……うん、わかった」


 最後まで、ほんの少しでも良心があると信じていた莉奈には悪いけど。

 でも、おかげで莉奈は決意を秘めた目をするようになった。


「こちらの総意としては、やられっぱなしなのは腑に落ちないので」

「な、なんだよ。俺たちにだけこんな装備を持たせて、リンチしようってのか」

「いいえ、僕は基本的に(・・・・)手を出しません」

「はぁ?」

「――私が1人で戦います」

「「……」」

「ぷっ、ふははっ!」


 まあ、事前情報を踏まえて嘲笑われるのは仕方がない。


「これから捕まるっていうのに、痛めつけちゃってもいいってことなんだな?」

「どうせ逃げられないのなら、提供されたディナーは食べなきゃ損だものね」


 根っからのクズである確証となる発言でしかない。

 でもこれで戦う理由は与えられたと判断できるし、それと同時に逃げ場もないことを自覚させることができた。


 なら、追加で焚きつけ、見せしめにするためにも情報を出そう。

 きっと彼らは、この方が好きだろうから。

 そして、莉奈が経験を積むことができるために。


「そして、現在。ここで起きている全てが中継されています。探索者協会関連施設のみになりますが」

「っかはは! なんて嬉しい準備までしてくれてるんだ!」

「どうせ、なるようにならないんだ。最後にその子をボコボコにリンチしてもいいってことなんだよね?」

「たまらねーぜ。痛めつけられ、悲痛な叫びが電波に乗って晒されるのか――最高じゃねえか!」


 初見じゃないから衝撃は受けないけど、本当にこういう人間は救いようがない。

 どこまでいっても自分たちの欲望や快楽を優先し、標的となる人を同じ人間とは思ってすらいない――これは憶測ではなく経験からの答えだ。


「じゃあ最後にもう一度。今から互いに決闘をしてもらう。終了を決めるのは、どちらかが興産の意思を示すか、意識不明もしくは行動不能となった場合のみ」

「ああいいぜ。んで、お前は参加しないんだよな?」

「もちろん。でも、その代わりに攻撃や支援と回復系のみで状態異常は使用しないこと」

「ははっ。私が言うのは違うかもだけど、あんた頭おかしいんじゃないの? こちらとしてはありがたいけど、2対1でレベル差もある。リンチしてくださいって言っているようなものじゃない」

「……。でも忘れないでください。このルールが破られた場合、僕が参加することはなくても干渉(・・)しますので」

「はっ、いいわよ別に。あなたのレベルで何ができるのか知らないけど」


 ルールは説明し、了承も得た。

 これでもしも(・・・)のことがあったとしても問題ないだろう。

 口約束ではあるものの、中継されているから証拠として十分だし。


「じゃあ互いに、距離を」


 僕と莉奈は目線を交わし、頷く。


 大丈夫。

 莉奈なら、今回の試練を乗り越えられると信じている。


 そして今頃は、アナウンスこそされたものの騒ぎになっていたり、沢山の人がある待ってきているに違いない。

 今回の作戦はあの2人への戒めという意味もあったり証拠としての側面もあり、残された友人や家族などの方々に残酷ではあるけど知らせることができる。

 予防や警告も加えて。


 だけどそれだけではなく、この機会を活かして莉奈の経験と教訓としてもらいたい。


「……」


 互いに距離を取り、間は5メートルほど。

 合図と同時に互いが距離を詰められるぐらいだ。


「ルールは先ほど言った通り、どちらかが降参宣言もしくは戦闘不能になった場合以外は戦闘を中断しない」

「へへっ、絶好の機会を楽しもうじゃねえか!」

「どうせ逃げられないのなら、やってやろうじゃないの」

「――では、始め!」


 合図と同時に僕は後方へ跳んで距離を取り、莉奈は飛び出し、相手も前衛だけが飛び出す。


「おらー!」

「はぁー!」


 木剣と木剣がぶつかり合い、互いに勢いが相殺される。


「おいおい、どうなってんだよ」


 見下していたとしても、剣が合わさってしまえば嫌でもわかるだろう。


「お前、パーティを組んでいたときは格下だったじゃねえか」

「あれから必死に戦って、戦って、戦い続けたんです」

「それだけで力が拮抗するまでになってたまるかよぉ!」


 相手が剣を力いっぱい押し、莉奈は退く。


「運よくレベルアップできたところで、技量は追いついてねえだろうが!」


 声を荒々しくし、剣も同じく荒々しく振り回し始めた。

 右から左、左から右上、右上から左下へ。


「なっ!?」

「それで終わりですか?」

「ふざけんじゃねぇ! はぁあああああ!」


 莉奈は次々に振り回される木剣を直に受け止め――ているようで、1歩ずつ下がりながら力を受け流している。

 レベルアップし、今はレベル差が1になっているとはいえ単純に男女――というより、今の組み合わせ的に筋肉量の差ができてしまう。

 であれば、最初の1撃だけ鍔迫り合いをし、後は馬鹿正直に力比べをしなければいいだけのこと。


 それを莉奈は、僕との短時間訓練で学んだ。

 いや、ヒリヒリと痛んだ腕とそれに伴う身体能力の低下を体と頭で覚えたんだ。


「おい! これじゃあ埒が明かねえ、強化しろ!」

「はいはい、ちゃんとやりなさいよね」

「わかってるって!」


 言葉通り、支援から強化を受けた。

 不審な動きはないし、前衛と後衛の温度差は観ていてため息がこぼれそうだ。

 支援を要求する、という意味ぐらい考えたらいいのに。


「よーし、これで楽勝モード突入っと。攻撃、防御、俊敏を上げたんだ、余裕余裕」

「……」


 よし、莉奈は焦ることなく状況を呑み込めている。

 さっきまでの方手持ちから、両手持ちに変え。


「じゃあ、こっちからもいきますよ」

「おう、こいこい」

「ふんっ!」

「はっ! 正面から――いってえ!」


 正面で撃ち合い、受け止めさせる。

 だが力比べをせず、今度は莉奈が力を流して場所を入れ替えるように脇腹へ1撃。


「ちょこまかとうぜえんだよぉ!」


 それが正しい。

 相手は強化されているんだから、力任せに木剣を振り回して重い1撃を運よくでも当てたらいいんだから。


 でも、それがわかっているのなら莉奈は回避をし続けたらいい。


「くそっ! くそっ! 逃げてばかりじゃ終わらねえぞ!」

「あっ――」

「チャーンスっ!」

「きゃあっ!」


 攻撃を回避する、そればかりに集中してしまい姿勢を崩し――その隙を突かれて莉奈は腹部へ1撃もらってしまった。


「かっ――はっ――」

「あーっはっはっ! ざまあねえなぁ。反撃もせず、2対1で挑んだことを後悔するんだなぁ!」


 背水の陣とはまさにこのこと。

 これ以上何かを気にすることがなく、逃げもなくない人間が出す火事場の底力とでも言えるか。

 強力な一撃を腹部に受けた莉奈は、立っていられず蹲ってしまうほどのダメージを負ってしまった。

 呼吸困難にもなっているだろうし、そのまま次の攻撃を受けてしまったら気を失ってしまうかもしれない。


「かっ、はっ――はっ――」

「おうおう苦しそうで何よりだなぁ。これぞ、虫の息ってやつか。直に聞けるなんて光栄だなぁ!」

「いいわよいいわよ、その調子。もーっと聞かせてちょうだーい」


 でも、僕は莉奈を信じている。

 短時間だったとはいえ、僕とした訓練もあるけど、芯の強さと優しさを知っているから。


「おらぁ! なっ!」

「――訓練は、こんなものじゃなかった。もっと辛かった」

「はぁ?」


 莉奈は顔を上げ、木剣で攻撃を受け止めた。


「そして、私は負けちゃいけない。負けられない――知りませんでした? 私、ずっと1人だったんで回復もできるんですよ」


 だが、それだけではない。

 莉奈は思い、想いを背負う覚悟であそこに立っている。


「お母さんに悲しい思いをさせたくない。そして、犠牲になってしまった人たちのため、残されてしまった人のため――夢や希望を踏みにじり、未来を奪ったあなたたちを絶対に許さない。果たせなかった想いや言葉を乗せて、あなたちにぶつけなくちゃいけない」

「何をごちゃごちゃと言ってんだよ。死人に口なしって言葉、知らねえのか?」

「絶対に許さない」


 莉奈は少しずつ立ち上がり、もはやそこには迷いがない。


「こっちは2人なんだぞ。おい! あれをやっちまえ!」

「ああそうだねぇ! 【パラ――】――きゃぁああああああああああああああああああああ!!!!!!」

「な、なんだ!? どうしたんだ!」

「――僕が、見逃すとでも?」

「な、何をやったのよ!!!!! いったああああああああああ!!!!!」

「ルールはルールであり、破られたときは干渉(・・)すると言ったはずです」

「だぁかぁらぁ! 何をしたっていうのよぉ!!!!」

「体感していただいている通り、言うことが聞けない腕を使えないようにしただけですよ」


 葉須(はす)さんが泣き叫び、唾を吐き出しながら怒号を吐き飛ばしているのは――僕が左腕の骨を粉砕したから。

 そこまで不思議なことじゃない。

 木剣を短剣風に仕立てたものを投擲し、当てただけ。

 まあ、相手からしたら理解できない状況なのは仕方がないことだろうけど。


「はぁあああああ!」

「ぐふぁっ」

「痛いですよね、先ほど私が受けた攻撃です。強化は使用者が意識を正常に保っていないと発動しないから大変ですね」

「かはっ――い、息が」

「でも、私は――いえ、私と同じ被害者の方々はもっと苦しみました。恐怖に怯え、死を間際に感じていたんですよ。こんな感じに――っ!」

「うがあああああああああああああああああああ!!!!!」


 左腕を押さえて痛みに叫んでいる後衛のせいで、強化が解けてしまった。

 そして、完全に油断しているところへ自分が受けた攻撃をそのまま返し――次いで盾を持つ左腕へ1撃。

 容赦のない攻撃はバキッっという音を響かせていることから、完全に折れた。


「お、おおおおおい! 回復、回復しろ!」


 残念ながら、先ほど振り返ることができなかった滝戸(たきど)さんは葉須(はす)さんの状況を把握できておらず、互いに正確な意思の疎通がとれなくなってしまった。

 そして、前衛の滝戸さんは多少の痛みを経験しているからまだ正常な意識を保つことができているけど、後衛の葉須さんはそうじゃない。

 常に安全圏からの介入しかしてこなかったのだろう、涙、鼻水、唾液を垂れ流し蹲り、既に装備は手放している。


「まだですよ。盾が使えなくなったとしても、立てますよね」

「くっ、くそが! なめやがって!」

「待ちませんけど――!」

「ぐはっ! がはっ! ぐぶぁ!」


 今度は木剣を握る右腕――そして、左足、右足。

 完全に膝から崩れ落ち、四肢全ての骨が折られた。


「最後ですね」


 莉奈はそう言うと剣を左手に持ち直し、右拳を引く。


「みんなの想いを乗せて――はぁあああああ!」


 渾身の右ストレートは顔面を捉え、相手は吹き飛んだ。


「――はっ! ま、待って!」

「……」


 次は自分の番と悟った葉須さんは、ぐちゃぐちゃになった顔を上げ、莉奈へ懇願する。


「私は、脅されていたのよ! だってそうでしょ、他人が死ぬのを想像して楽しむなんて趣味が悪いもの!」

「……」

「ほら! 女だからって下見みられて。あなたならわかってくれるしょ――ひぃ!」


 歩き出した莉奈は止まらない。

 そして葉須さんは、ぐちゃぐちゃになって倒れている滝戸さんが視界に入り、恐怖に顔が歪んでいる。


「ねえ待って、待ってよ! どうせ私たちはもうおしまいなんだから、もういいでしょ! 許してよ!」

「……あなたは、そうやって懇願する人たちの言葉を聞き入れたことがあるのですか」

「何を言ってるのよ、そんなのあるわけないでしょ――ち、違う! こうやって言われるように脅されていたの!」

「本当に、救いようがない人ですね」


 莉奈は右拳を引き、容赦なく打ち込んだ。


「そこまで――――これにて、決闘を終了とする」


 僕は2人が完全に意識を失っているのを確認――するまでもなく、終了を判断した。


 莉奈、本当にお疲れ様。

 苦戦を承知の上で挑んだ戦いは、辛く大変なものだったと思う。

 自分で言うのは違うかもだけど、訓練は簡単なものじゃなかったし痛みも伴った。


 でも、少しでも残された人たちの代わりに無念を晴らせたと思う。

 犠牲になってしまった人は報われることはないけど、ほんの少しでも想いは届いたはず。


「お疲れ様」

「うん……私、頑張ったよ」

「うん。ちゃんと見てたよ」


 この決闘は間違いじゃなかった。

 後は協会の方に任せよう。


「本当に、お疲れ様」

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