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4

俺は急いで声が聞こえた方向へ走った。次々と景色が後ろへ流れていく。まるで風にでもなったかのようだ。


「あれは……人? って魔物に襲われてるし! 」


俺は魔物に襲われている少年を発見した。

早く助けないとまずい。


「炎のファイア・アロー! 」


思わず叫んだ。

俺の投げた矢は、まっすぐ一直線に魔物へ飛んでいった。そして、簡単に魔物を突き刺さした。

さすがのレベル差だな……。というか、技名叫ぶとか俺、中二病かよ。技名はしゃべる必要がないって確認しておいたのに。

いや、それより少年だ。とりあえず無事か確認しなくては。


「大丈夫? 」


そう声を掛けてみたが、反応がない。

なぜだ。 まさか、言葉が伝わらないのか? 異世界転生に翻訳がないとかやばいぞ。


「あー、言葉通じてる? 」


もう一度声を掛けてみた。すると、少年は今気づいたのだろうか、はっとしたかのような表情をしたあと、


「助けてくれてありがとう」


と言った。

どうやら、言葉は伝わるらしい。よかった。


「どういたしまして。お、私の名前はローゼ……です……わ」


女の姿で男言葉はどうかと思ったので、女言葉にしてみた。


「僕の名前はケイトっていいます」


「へえ、ケイトか。いい名前だね」


とりあえず無難に返事をしておく。しかし、ゲームにはケイトなんてキャラはいなかった。やはりここはゲームの世界という訳ではないらしい。


「あの、助けて貰ったお礼をしたいので、僕の村に来ませんか? 」


ケイトがそんなことを言ってきた。俺には行く当てもないので調度いいかもしれない。


「そうさせてもらうよ」


俺がそう返事をすると、ケイトは嬉しそうに


「それじゃ、僕について来てください! 」


と言い、歩きだした。俺もそのあとについていく。

……魔物の横を通ったとき、いい匂いがした気がした。






テスト勉強の合間に書いたのでミスがあるかもしれません。

次の更新も遅くなりそうです。

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