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読書/コンラッド『闇の奥』
コンラッド先生『闇の奥』1899年、読了。有能な英帝国交易商社幹部が、本国本社意向を無視してベルギー領コンゴで原住民を手懐け独自の基盤を築くが病死する。語り手青年による回想だ。植民地主義を批判をした内容で、1979年、コッポラ監督が舞台をベトナム戦争に置き換えた映画『地獄の黙示録』を発表した。
映画では、語り手青年の役がCIA出身の暗殺者である大尉。堕落していく商社幹部がカンボジア国境地帯で独立王国を築くグリンベレーの大佐になっている。
ノート20200913