前へ目次 次へ 90/100 読書/泉鏡花『夜叉ケ池』 明治時代だと思われる。僧侶で学者である山沢は、失踪中の学者仲間・萩原を捜し旅をしていた。萩原は山里の池近くに住む百合と結婚していた。同年は旱魃で、村人が百合を池の龍神・白雪姫に献じるため、萩原夫妻と争い死に至らしめる。萩原が鐘を鳴らし龍神を封印してきたが、その死により開放され、村は水没、村人は皆、魚になった。 仏・ケルト神話にでてくる「イース」の終焉にちょっと似ていて面白かった。 ノート20210902