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読書/泉鏡花『外科室』
【梗概】
近代・日本が舞台。庶民出の独身医師と伯爵夫人との身分差悲恋を描いている。夫人は、麻酔を拒んで手術に臨み、手術中、愛する医師が手にしたメスで、自らの心臓を貫き果てる。その直後、医師は後を追う。短編。
【登場人物】
貴船伯爵夫人/患者。伯爵との間に娘一人がいる。ヒロイン。
高峰医学士/9年前の学生時代、清長と一緒にさる庭園を散策した折、結婚前の伯爵夫人とすれ違った。名外科医。相手役。
清長画師/医学士の友人。視点者。
【感想】
プラトニックラブというか、江戸時代の近松門左衛門の「心中もの」ような印象うけた。――それにしても、9年前に一目ぼれして相思相愛。手術室で自決。……ニュータイプかよ、みたいな!
ノート20210903




