読書/海堂尊『医学のたまご』
〈裏書/あらすじ〉
僕は曽根崎薫14歳。/歴史はオタクの域に達しているけど、英語は苦手。/愛読書はコミック『ドンドコ』。/ちょっと要領のいい、ごくフツーの中学生だ。/そんな僕がひょんなことから「日本一の天才少年」となり、/東城大学医学部で医学の研究をすることに。/でも、中学校にも通わなくっちゃいけないなんて、/そりゃないよ……。/医学生としての生活は、冷や汗と緊張の連続だ。/なのに、しょっぱなから/なにやらすごい発見をしてしまった(らしい)。/教授は大興奮。研究室は大騒ぎ。/しかし、それがすべての始まりだった……。/ひょうひょうとした中学生医学生の奮闘ぶりを描く、コミカルで爽やかな医学ミステリー!
〈構成〉
全12章 5-275頁(29字×24≒600字、横書き)
〈キーパーソン・キーワード〉
藤田教授 佐々木アツシ(高校生) 桃倉さん
レティノ病 ハイパーマン・バッカス ゲーム理論の曽根崎教授
〈感想〉
『マドンナ・ヴェルデ』に登場したヒロイン・曽根崎理恵が産んだ双子の一人が本編の主人公。『ナイチンゲールの沈黙』に登場した佐々木アツシ少年は高校生になって登場。そのあたりが個人的にそそられるところだった。ポワーんとした筆致が絵本みたいでいい。
ノート20210923
理論社2008
医学専門雑誌「日経メディカル」連載
イラスト:ヨシダケンスケ




