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読書/ロマン・ロラン『ベートーヴェンの生涯』
著者はこの伝記を著した際、代表作『ジャン・クリストフ』の着想を得た。貧しい音楽家の子供が、大音楽家になる過程・恋愛を描く。短編。
典型的な芸術家で金銭感覚がなく、多くの名作を残した割には不遇だ。有力者たちにうまく使われてしまう。ベートーヴェンは極めて短気で、いろいろなところで損をしている。
恋に関して、ピアノの弟子である伯爵令嬢と婚約したが、結局のところ破棄されてしまった。いろいろ憶測できるが、結局、理由は判らないと著者はしている。
不肖の弟の子を養子同然に溺愛し、財産相続人にするが、結局、望み通りの音楽家にはならず、行商人になり、博打ばかり打つようになった。
随分前、映画『敬愛なるベートーヴェン』をミニシアターで観た。晩年の音楽家と架空の弟子とのプラトニックラブ物語だ。
ノート20210908
ロマン・ロラン『ベートーヴェンの生涯』読了




