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読書/九藤朋『私の妻と、沖田君』
九藤朋先生『私の妻と、沖田君』読了
読了しました。縁側にひょっこり沖田総司が「私」の前に現れ、新選組の同窓会になっていく、ほのぼのから、スリリングになる展開は、楽しめました。……やや気になるところは峰打ちをする場面。刀が折れます。案外、読者は考証本を読んで理解しています。鞘に収めたまま、戦わせたほうが良いかなあと。(ツイッター:先生宛感想文)
ノート20210421
エッセイ風味の情感ある出だしから、クライマックスの出だし。あとがきでの後日談。土方歳三、斎藤一の訪問、沖田総司のその後。そして「妻」の正体がそれとなく描かれているあたりは、サービス精神。




