前へ目次 次へ PR 42/100 読書/杉山大二郎『嵐を呼ぶ男』 従来のサイコパス的な信長像ではなく、明らかにプロレスラーのアントニオ猪木をモデルにして描いている。爽やかなのである。 人を惹きつけるのは熱い意志。時代をつき動かすのは狂気の魔性ではなく闘魂だ。新たなる織田信長解釈。尾張統一戦を描く歴史小説。戦闘シーンが圧巻だ。 さて、物語の華を添えるヒロインは副室・生駒夫人だ。このヒロインは大立ち回りをする。正室・帰蝶夫人は影が薄く、信長の元を去ってしまう。 ノート20210922