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、ゲームへ  作者: ヒト
第一章 体験版
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「帰宅」

どうも!ヒトです。初めての投稿になります。どうか温かい目で見守ってくれると幸いです。

「久しぶりに帰ってきたな」

俺、翔は今家の前にいる。寮から帰ってきたのは春休み以来だ。

「皆驚くかな?」

帰省の連絡はしていない。サプライズだ。どんな反応をするだろうか。ドキドキする。


チャイムを鳴らした。

「は〜い、朝倉です」。

結さんの声だ。久しぶりに聞いたからか、安心感がある。

「俺やで!翔や!」

驚いたリアクションがくると思ったが·····

「おかえり!みんな待ってたで!」

結さんはそう言ってインターホンを切り、玄関に向かってきた。


あれ?思ったよりも反応薄いな·····。と言うか帰ってくることを知ってるような反応してたよな?

考えているのもつかの間、

「「「おかえり!」」」

「おぉ、だだいま」


結さんとそれに裕太、咲ねえがいた。みんな元気そうだ。考えるのはあとでいっか。

「あれ、真弓と芳弘さんは?」

「まゆねえ風呂で父ちゃんは仕事!」

「分かった」


3人の笑顔が眩しい。輝いている。自分も自然と笑顔になる。あぁ、帰ってきてよかった。

本当の家族じゃなくても心は繋がっている。

俺は幸せだ。


俺はもとはこの家じゃない。母親は死に、最後の父親は入院した以来会っていない。そんな俺たちを引き取ってくれたのが結さんとその夫の芳弘さんだ。真弓たちとは仲が良かったし、何より一番の理解者だった2人が引き取ってくれてうれしかった。


2人はいつも笑顔で優しいし、怒ってくれる。裕太は芳弘さんと俺を混ぜたみたいは性格でまだ中2。真弓は清楚·····?で誰にでも優しい優等生だ。こいつは俺と同じ高2だ。


咲ねえはおっちょこちょいだけど優しいお姉さんで大学生になったばかりだ。そんな朝倉家で俺は愛情という愛情を溺れるぐらい注ぎ込まれ、今では元気になった·····はずた。


「兄ちゃ〜ん、北海道どう?寒い?雪すごい?」

「寒いし、雪すごいで。咲ねえの部屋の積もった服ぐらいや」

「やっば、体埋まるやん」

「ん?お姉ちゃんの部屋がなんやって?」

「「すいません、なんでもないです」」


そんな他愛のない話をした。当たり前のものでも久しぶりになると、これほど感じるものが違うのかと感心していると、ドアが開いた。そこには…あら!なんということでしょう。そこには下着姿の真弓が立っているではありませんか。


「え」

真弓さんは顔を赤らめ速攻でドアを閉じた。

「ちょっと!いるなら言ってよ」

「ほう·····まさか真弓さんリビングにそんな姿で入ってくるとは。痴女か?」

「変態!後さん付けやめぇ!」


そう言って2階へ上がっていった。

「まゆちゃん最近だらしなくてねぇ。下着でリビングはいってくるんよねぇ」

「「咲ねえ全裸やん」」


とりあえず真弓に謝りにいくことにした。帰ってきて早々に気まずくなるのはいやだし、早めに謝りに行こう。

ドアをノックした。

「真弓さっきはごめん、久しぶでつい」

「え、全然怒ってないから大丈夫やで。それに私が気づかず入ったのが悪いし」

良かった、お怒りではなかった。


真弓がドアを開けた。

「おかえり!半年ぶりくらい?」

「ただいま、多分そんぐらいやな」

「向こうはどう?楽しい?」

俺は、友人との出来事や学校での生活を話した。

真弓は目を輝かせ話を聞いてくれた。ワンコみたいで可愛かった。


「おーい、兄ちゃ〜んまゆねぇ〜そろそろ行くぞー」

裕太が1階からさけんだ。

そうだった。帰ってきたときに聞いていたんだ。


これから妹の雪に会いに行く。雪は入院している。今はだいぶ落ち着いているが、精神が不安定だからだ。

直接喋るのは久しぶり。会いたくてたまらない。


最近は凄い元気だし退院の話もあるかもしれない。真弓の部屋を出て自室で支度をする。

その時、突然スマホが鳴った。メールのようだだ。しかも知らない件名。


「ゲーム委員会?」

内容は、貴方はゲームの参加者に選ばれました!と書いていた。どうせ詐欺メールだと思い無視しようとした。でも続きがあった。


       ようこそ!ゲームへ


このゲームは4人のボスを倒したらクリア!!!

でも·····ボスはとっても強いから参加者くんにはループ機能があるよ!詳しいことはルール説明から!


ルール説明

・参加者にはループ機能が与えられるとし、ループ条件は死

・同じセーブポイントが使えるのは3回まで

・セーブポイントの更新は2日の経過、またはボスの攻略により更新される

・ボス4人を攻略することによりゲームクリア

・アイテムは奪うことができ、5分ごとに元の姿に更新される


ルールを守り楽しくプレイしましょう。

尚、初回は体験版となっておりメールが送られ次第開始となります。


と書いてあった。

「イタズラにしては凝ってるな」

気にも留めず俺はスマホの電源を落とす。こんな迷惑メールほっといて早く雪に会いに行こう。

どうも、ヒトです。この作品を読んでいただきありがとうございます。良ければ感想やブックマークをしてくれると嬉しいです。誤字脱字もあったら報告していただけると助かります。

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