31:魅せプレイ
じっと見つめ合うと……、なんだか、胸がトクンと跳ねる音が聞こえた気がした。
なんだか、顔も熱くなって、うまく目を合わせていられない。
空腹を満たされて、心に余裕ができたおかげで、視野が広くなったように思える。
女神様が、こんなに美しいお方だと、改めて思い知らされた。
そして、そんな美女と、今は二人きり。
しかも相手は薄布一枚のみのエロい恰好だ。
別の意味で心に余裕がなくなってきた。
「あ、なんでしょうか? アギト様?」
「いいよ。……お前から話せよ」
喋るように女神が促すが、今はそれどころではない。
すると女神はニコっと微笑むのだ。
眩しい笑顔に、心臓がまた一段と鼓動を加速させる。
――そして、これから話す女神様のお言葉に、俺の心臓は、一瞬だが……しかし確かに、停止したのだった。
「うふふ。アギト様はやっぱり、凄いですよ。なんせ貴重なアイテム枠を一つ消費してまで呼び出したのが、みそラーメンですよ?」
――えっ?
ん?
何を、消費……え? アイテム枠? みそラ……え?
「魅せますね。魅せプレイですね! むしろ舐めプぎゃっ!」
俺の心臓は爆発した。
気付けば腕が上がらなくなるまで、女神を殴っていた。
――
本名:大鰐 顎斗
種族:人間
称号:雷帝八龍の勇者
レベル:895 ←new!
HP:3980/3980
MP︰300/300
こうげき︰1000
ぼうぎょ:1200
とくこう:100
とくぼう:1500
すばやさ:1000
残高:9140 ←new!
【ユニークスキル】
・沈まぬ太陽
・不死王眼
・神々の食卓 ←new!
・???
・???
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【スキル】
・ステータス
・ライジングインパクト:A ←rank up!
【備考】
彼は勘違いをしていた。なぜか女神が同行する流れになっているから、面倒ごとは全部女神に押し付けてやろうと考えていたのだ。
女神こそ、最大の面倒ごとだったと、気付いた時はもう遅い。
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