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#6 これは我々だけの秘密だぞ

 テレビでは今日起きたエンパイアステートビルでの事件ばかりが取り沙汰されていた。そして同時に事件の犯人であるメイルズ・ホームスのこと、事件解決に貢献したオーバーサイク、つまりミュールについても。ミュールのことを評価する声もあれば、身勝手だと批難をする声もある。人々の反応は様々だった。


 そんなことを映しているテレビを眺めているのは人では無く黒猫。所々銀色の毛色が混じったその子猫の名はパニッシャーという。日頃から猫を飼いたいと言っていたミュールにプレゼントされた猫である。そう、ここはニューヨークから外れたニュージャージー州。そこの住宅地にある彼女の自宅。


 とはいえ、今ミュールと言えば出かけたきりで帰ってきて居ない為、今この家に居るのは猫のパニッシャーともう一人だけ。ぎしりと床を踏み鳴らしながら上階から降りてきて、リビングへ。それに気付いたパニッシャーが尻尾を立てて立ち上がり、乗っかっていたテーブルから飛び降りる。


 にゃあと鳴きながらパニッシャーが広い部屋の中を駆けて行く。向かう先はキッチン。先ほどリビングへとやって来た者を追いかけているようだった。


 そしてその者に追いついたパニッシャーは再び一鳴きして、その頭を彼の者のピンク色のファーで覆われたスリッパを履いた足に押し付ける。喉をごろごろと鳴らして小さな前足を伸ばし、その足にしがみつき登ろうとした所で、降りてきた大きな手に、対して小さすぎるパニッシャーの体は包み取られた。


「人がキッチンに立つとすぐにご飯だと思ってやってくる。危ないからダメだろう。踏んでしまうぞ?」


 まるで天井に届くかというような背丈、壁のように広く熊のように大きい逞しい体つき、彼はウォーヘッド。ミュールの父親にしてこれまで彼女の相棒として幾多の戦いをくぐり抜けてきた勇士でもある。彼の姿は体格こそ人並み外れているがそれさえ覗けば白人の男性、人間と変わりないが、しかしそれは彼の真の姿では無い。世を忍ぶため、彼の平穏のためにミュールが魔法をかけてその姿を今の姿に変えているのだ。変身の魔法、実に魔女らしい業である。


 そしてウォーヘッドはその岩のように厳つい顔の前にパニッシャーを包み込んだ手を持ってくると指を開いた。中では逆さまになったパニッシャーが離れて行くウォーヘッドの指先目掛けて前足二つを懸命に動かしては彼の掌の上をころころと転がっていた。


 いつまでもそうしているため、それにウォーヘッドは顔を近づけると大きく息を吸い頬を膨らませると息を勢い良く吹き掛ける。それに驚いたパニッシャーは急いで逆さまから体位を正しく戻し、ぴんと立てた耳をとまん丸の両目をウォーヘッドに向けて今度は彼の顔に届かない前足を振り上げ始める。どうしても遊びたがるのは子猫だから仕方が無い。ウォーヘッドはそう諦めるとパニッシャーを掌から床へと降ろし、食器棚に干してある器を一つ手に取る。ピンク色をしたプラスチック容器、肉球がワンポイントとしてプリントされている。


 ウォーヘッドはそれから冷蔵庫を開けるとそこから猫用のミルクを取り出し容器へと適量を空ける。そしてそれをにわかに落ち着きを無くしているパニッシャーの前へと置くと、彼は波打つミルクへと必死に舌を伸ばし始めた。既に食事は済ませているというのに、それでもまだよく飲むものだとパニッシャーの姿を見てウォーヘッドは考えながら、改めて手にしたエプロンを着る。


「勝手にミルクをやるとミューのやつが怒るからな。俺とお前、これは我々だけの秘密だぞ」


 ウォーヘッドに動物の言葉は分からないし、パニッシャーもまたウォーヘッドの言葉を理解はしないだろう。それ以前に彼はミルクに夢中だった。兎にも角にも、犬や猫と言った動物に話し掛けてしまうのは人の性のようなものなのだろう。人では無いが、ウォーヘッドもどうやらそれは例外では無いらしい。


 こう言うのも何度目のことか、パニッシャーが聞いてくれた試しと言えばまるで一度もありはしなかったが、取りあえずミルクをやればしばらくは大人しい。その間に仕込みの続き、仕上げに取り掛からねばならなかった。


 どういう訳かと言えば、今日はご近所や知り合い、久方振りに時間が合うというスパイクらとのバーベキューの予定があるのだ。そのパーティーのためにしばらく前からウォーヘッドは上等の肉を買い、味付けをし、今日に間に合うように寝かせていて、これからそれを取り出し庭で焼き上げようという。


 飛び出していったミュールもニュースを見る限りでは間に合うだろうが、もう帰って来ていてもおかしくないはず。そう思いはするが、近頃は彼女もずいぶんと女性らしくなってきて、詮索されるのを嫌がる素振りを見せ始めていた。父親として、身分こそ正式に認められこそすれどウォーヘッドはまだまだ人の扱いが上手い方では無い。それをいきなり娘ともなれば、それが年頃ともくれば苦労の程はかなりのもの。見守ると誓った以上は、必要以上の口出しは良くない。だがそうは言っても心配は止まらない。戦う娘となればなおのこと。


 遅れているのはどういう訳だろう。何かあったのではなかろうか。遅くなるのならば連絡の一つも無いのはおかしいのではないのだろうか。


 巨大な肉塊を冷蔵庫から取り出し、それを片手に持ちながら、もう片手に携帯を握り締めたウォーヘッド。側面のボタンを押し、画面を付けると顔を認識してロックが解除される。ミュールからの連絡は無し。電話のアプリケーションを起動し、連絡先一覧からミュールを選びダイヤルを押す。……かというところで彼の指が止まる。ミュールのことを信じるのであれば、ここはやはり待つべきなのか。ウォーヘッドはまだ迷っていた。


 いつかは娘も素敵な出会いをするはずで、それが今まさに起きているとしても不思議ではない。ウォーヘッド自身も、ミュールと出会ったのはほんの偶然。そのことを考えると、ミュールのためにも世話を焼くのは良くないのではと、しかしそうでは無かったら? ぐっと一瞬、ウォーヘッドの指が画面に迫る。しかし触れない。あと少しというところで指は止まっていた。


「……はぁ、息が詰まる。何故連絡をしてこないんだミュー。これでは俺はどうしたら良いのか……嗚呼、マニュアルにはこういうときのことは書いていなかったぞ。親子映画ではこういうときどうしていただろうか……まったく、頭がショートしそうだ」


 庭に用意されたいくつもの棚とトレイ、そして巨大なグリル。そのグリルのすぐそばに用意されたトレイへと手にしている肉塊をどかんと置いたウォーヘッドは、しかしいったんそれに背を向けてまた携帯と睨めっこを始める。


 確かに、まだ時間はある。だがしっかりと肉に火を通しスモークするには準備は早いほうが良い。だがウォーヘッドはその準備をどうしても娘と一緒にやりたかった。大切な思い出作りである。だが強要はしたくない。せめて予定が変わったのなら、それを聞くくらいならばお節介にはなるまいと、彼は胸の内で何度も繰り返し自らに言い聞かせると、遂にダイヤルに触れた。


「……、……」


 すぐに留守番電話に繋がる。ウォーヘッドの目には開け放った窓から恐る恐る庭に出てきては芝生の上を不器用に駆け寄ってくるパニッシャーの姿が映る。


 鼻から溜め息を漏らし、肩を竦めたウォーヘッドは自身に爪を立ててよじ登ってこようとするパニッシャーをそのままに、案内されるまま留守番電話にミュールへの要件を吹き込もうとした。


 しかし、そんな彼の肩に登ったパニッシャーは耳を立てて四方八方に動かしながら周囲を見張り始める。それに気付かずウォーヘッドが口を開いた直後のことであった。彼とは真逆、肉とグリルのある方を向いていたパニッシャーが一つ、唐突ににゃあと鳴いた。


「わお! すっごいお肉! 知ってるけど……」


 まさにそこでは転移門が開き、飛び出してきたのはミュールとスパイクの二人。真っ先にばつの悪そうな笑顔を浮かべながらミュールはトレイの上に置かれた肉塊を見て驚いた素振りと感想を一つ。けれど嘘を吐ききれずに本音もぽろりと溢れ、そこにウォーヘッドが振り返る。ミュールはただいまと苦笑しながら手を振り、ウォーヘッドは無言で携帯をズボンのポケットへと押し込んだ。


 もの言いたげなウォーヘッドの表情を前に視線を泳がせるミュールは、ちらと頭部のアーマーを展開し素顔を露わにさせているスパイクを見遣りながら肩を竦めて言う。


「えと……遅れてごめんなさい、パパ。でも何も無かったから。何も無かったけど遅れちゃってその……あー、すぐ着替えてくるね! 手も洗わなきゃ。Hi、パニッシャー。相変わらずキュートね」


 苦しげな言い訳を連ねた挙げ句、結局は自分にはウォーヘッドのしかめっ面をどうすることも出来ないと思ったミュールは早々に説得を諦め、去り際にスパイクに対し積もる話もあるのだろうとテキトーを投げ込むとそのままウォーヘッドの肩を降りたパニッシャーと共に家の中へと駆けて言ってしまう。


 とんでもない振りをミュールからされてしまったスパイクは当然戸惑い、右へ左へ首をやり自分もこれをどこかに放り投げようとするものの庭には彼とウォーヘッドだけ。そのウォーヘッドの吐いた溜め息を聴くと頭を掻いたスパイクは苦笑しながら俯き、元気そうで何よりだと一言。


 するとまたウォーヘッドから溜め息が溢れ落ち、スパイクの元へと歩み寄って行く。こういう時に限ってはいつもうるさいバルチャーは何も言わない。スパイクが気を紛らわすように肉塊に視線を遣り豪勢なことだと口笛を吹いたりしている間にも彼に迫ったウォーヘッドはスパイクを見下ろして言った。


「……よく来てくれた、うれしいぞ。スパイク!」


 両手を広げればウォーヘッドの体格はより一層大きく感じられ、スパイクはそれが突然と言うこともあってつい圧倒され言葉を無くして目を見張る。そうしている間にもウォーヘッドの両腕がアーマースーツを着込んだスパイクの体を抱き締め、バルチャーから悲鳴が上がった。が、そのお陰でスパイクは何ともない。困惑しつつもぽんと二回ほど自らを抱擁するウォーヘッドの背中を叩いてこちらこそと返すスパイク。


「あー、まだハグしてるか? スーツ脱いじゃダメ?」


「おっと、これはすまない。うれしくてな、つい。……娘が面倒をかけたんだろう?」


「まさか」


 抱擁が解かれた後、一度肩を叩いてスパイクの側からしばらく放って置かれていた肉塊の元へと移動するウォーヘッドの言葉は、ミュールが遅れた理由についてであった。


 アーマーをスーツ状態からバルチャー状態へと移行させる旨をそのバルチャーに伝えたスパイクの体から展開したスーツが離れ、ひとりでに変形を始めた抜け殻のスーツはその形を次第に人型をした獣の姿へと変えて行く。


 やがて完成したそれは人に近い姿勢で立ち上がったような猛禽類。曲がった細い脚には大きく鋭いかぎ爪を備え、両腕は巨大な翼、長い首の先にはつるっとした頭部がありそこにも鋭利なくちばしを備えたハゲワシに似た獣人ロボット”バルチャー”。


《ハッハァーッ! バルチャー!》


 そしてバルチャーはその長い首を高く伸ばし、いつも通り自己を主張。やれやれともはやいちいち相手取らないスパイクは何処か人目のつかない所に行っていろと指示を出す。するとバルチャーは彼に悪態を吐きながらも、一応ロボットらしく指示には従い翼を広げ飛び上がって行った。


 肉塊に最後の世話をし、それをグリルへと移動させるウォーヘッドと、バルチャーの姿が見えなくなるまで空を見上げるスパイク。グリルの蓋を閉じて肉をそこに閉じ込めた後、これで一息吐けるとウォーヘッドはスパイクの隣に立って同じく空を見上げると、何をやっているのかと怪訝な顔をしたのはスパイクだった。するとウォーヘッドも彼の顔を見て何もと答える。


「最近、あの子とどう接するべきか悩んでる」


「はあ、それいい加減にしろよ。俺に相談しても仕方ないって分かってるだろ」


「しかし……」


「俺が知りたいくらいだ」


 酒でも飲もうとスパイクはこの話題を嫌がり、することの無いウォーヘッドを家の方へと促す。折角の休日なのだから昼間から酒を飲み、仕事の愚痴を聞いてほしいと彼はウォーヘッドに言った。ウォーヘッドもその休日をミュールのために遊びに来てくれたのだからと納得し、今は自らの悩みは秘め、大人しくスパイクの憂さ晴らしに付き合うことに同意した。そのことに素直な感謝を述べたスパイクがいざその足を家へと向ける。


「……ちょっと待て。電話だ」


 そうした時、突然スパイクのポケットから”帝国のマーチ”が流れ始め、足を止めたスパイクはウォーヘッドに断りポケットから電話を取りだし、画面に触れるとそれを耳元へと当てた。


 電話の相手と言葉を交わすスパイクを見詰めるウォーヘッド。そして着替えを済ませて家の二階から降りてきたミュールと、庭に三人が一堂に会した。


 魔法により本来の白髪を黒髪へと変え、その長さも肩まで短くしたミュールは、猫のプリントされたシャツとホットパンツという軽装でその姿を現すと、ただならぬ様子で話し込むスパイクを怪訝そうな顔で見つつ、ウォーヘッドのすぐ隣に歩み寄って彼の手を握った。その手をウォーヘッドが握り返すと、ミュールはこれも魔法で色を変えた茶色の瞳で彼を見上げる。


 しばらくすると電話を終えたスパイクがやってくる。その顔は酷く申し訳なさそうなものであった。それを見て、何も理解できないほどミュールもウォーヘッドも愚かでは無い。


 ウォーヘッドがミュールの頭をその大きな掌で包むように撫でながら、そしてスパイクを見ると小さく頷いて見せる。


「酒はお預けだな」


「……悪い。大した問題じゃ無いみたいだが、行かないと」


 スパイクが言うに、つまりは仕事で、緊急出動が要請されたらしい。スパイクは軍に所属しているが、そこは特殊部隊中の特殊部隊”PRIME”だ。ミュールやウォーヘッドを気遣っての言葉だろうが、大したことで無い筈は無い。それはスパイクも分かっているのか、ミュール前に出ると膝をつき彼女と目線を合わせる、するとウォーヘッドがその手を退けて、代わりにスパイクの掌がミュールの頭を撫で付けた。


「ごめんな。結局こうなった……けど、心配要らないぞ? いいか?」


 スパイクのその言葉に、しかしミュールは肩を竦めるばかりで返事をしない。だが、それこそが彼女の返事でもあった。故にスパイクは再度ミュールに釘を刺すと立ち上がり。今度はウォーヘッドへとその視線を向ける。言葉は交わさないが、両者の伝えたい意思はそれで伝わったようだ。諦めたようなスパイクの表情がそれを物語る。


 二人に背中を向け、グリルなどの無い方へと歩みを進めたスパイクは指を咥え大きく笛を鳴らした。


《バルチャー! ずいぶん早かったな!? オレが恋しかったか!!》


「黙れ、行くぞ」


 すると飛来したバルチャーがスパイクの眼前へと急降下し、その形状を変え始めた。臆すること無くスパイクはその中へと飛び込むと彼を包み込むようにバルチャーの装甲は移動して行き、獣人形態から中に彼を収めた完全な人の姿へと変わる。


 スーツとなったバルチャーを纏ったスパイクは着地すること無く全身至る箇所にあるスラスターを点火し、翼を背中から広げるとそこに内蔵されたリパルサーユニットを起動、するとまるで弾丸のような勢いで上空へと飛び出した。


 ――飛び立ったスパイクが作る航跡雲を見上げるのは残されたミュールとウォーヘッドの二人だけ。そしてウォーヘッドは自らの手を握るミュールへと視線を移す。そこには相変わらず空を見上げている彼女が居て、ウォーヘッドはその瞳を見詰めていた。


 やがてそのことに気付いたミュールがウォーヘッドのことを見上げ声を掛けると、彼は微笑みを浮かべながら振り返り、パニッシャーが眺めているテレビを見る。つられて同じく家のテレビを見たミュールはそこで流れている新たなニュースに表情を強張らせた。


 行かなくちゃ。そうミュールが口を開く、しかしその前にウォーヘッドが彼女に告げる。


「……行きなさい。気をつけてな」


「うん、ありがとう、パパ」


 止めた所で聞くような性格では無いことをウォーヘッドはよく知っている。親としては、娘が危険に飛び込もうとしているのを止めることこそ義務であると言うことも理解している。自分自身、彼女のためについて行くことも今は叶わない。そんな状態でミュールを行かせたくはなかったが、彼女の目はもう覚悟を決めていたのだ。止めることは、もはや出来なかった。だからせめてその背を押してやる。


 感謝の言葉を贈り、光に包まれたミュール。その輝きが収まる頃には、もう普段の姿よりも見慣れてしまった黒い衣装に白い髪を踊らせた”オーバーサイク”の姿が現れていた。


「皆を頼んだぞ、”オーバーサイク”。俺も見ているから」


 追いかけて家から出てきたパニッシャーを腕に抱き、浮かび上がって行くミュールを見上げたウォーヘッドはそう告げる。今、彼が彼女にしてやれる精一杯のことがこれなのだ。


 しかしミュールにとってはそれで十分、力強く頷き、まるで疲れ知らずかのような頼もしい笑顔をその顔に咲かせる。


「任せて! ちゃちゃっと終わらせて帰ってくるから。そうしたらバーベキュー、始めましょう。――それじゃあ、行ってきます」


 ウォーヘッドに対し調子良さげにコルナサインを見せ付けると、先に向かったスパイクを追いかけ、高速で空を駆け抜けていった。


 とうとうパニッシャーと二人きりになってしまったウォーヘッドは既に焼き始めているグリルを眺め、少し寂しげな表情を浮かべつつ、部屋へと戻りテレビの前へと立つ。画面の中で報道されているのは太平洋に突如として現れたという島のようなものと、そして”ニューヒューマン”たちの同時多発的破壊行動についてであった。

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