アツアツのたこ焼きをほおばって《57577Ver.》
アツアツのたこ焼きをほおばって(57577Ver.)
「恥ずかし川」
わたるふねが必要と
たこ焼8個の、ひと「ふね」を買う
一舟を
わけあう「泳げ!たい焼きくん」
など歌いつつ、ちょっと照れつつ
(恥ずかしい
(熱々のたこ焼き、口にして
(ハフハフ丸まるあたしの「こころ」
丸いのは
カラダじゃないわ、口ずさむのが
たこ焼きの歌じゃ、ないのが惜しいね
ほら、空も
照れてたほどの美しい
昔の満月まんめんのえみ
その夜空、
オリンピックと万博を
照らす満月、花火、咲く時代
風物詩
なんか知らない、昔から
「真夏の恋」だけあればいい夏
墓参り
済ましそろそろ朝顔が
咲き始めるかな、『自由』にいきたい
陽はいまだ
沈みきらないうっすらと
白い満月、メガネし笑う目
茜色
染まるわ、西のひくい空
ほらね、太陽、眠たそうだね
眠りかけ、
『黄昏オレンジ』ていうメロディー
鳴らすは落陽、最後のエナジー
あたし、まだ
たこ焼き「ハフハフ」窓ガラス
ごし追う、涙目、こらえる落陽
車中から
冷たくなった太陽を
震えて堕ちゆく孤独が見ていた
恐れずに
無明の闇に探し行く
夜、音を立て、溺れ死ぬ愛
あたしって、さ
満月をみてたこ焼き想った
「『花火』より団子」が好きって云うんだ