時計、充溢、液体、循環、宇宙。
艶に潤沢魅せ液体金属湛え重々しき堅固な金属の塔。狂い無く毎秒放たれ一粒の気泡、充溢する世界に殻を想起させるは球体の表面。
新年。
初の粒メタリックな沈黙に鎖され、破り…
春。
並ぶ均一球体犇めき仰々しく天埋め。
夏。
ザワめき増殖粒と粒接近遂に弾け秩序バラけ。海が波打つ、精力溢れ。
秋。
豊穣に亘りゆく粒や混濁の現象、単色世界彩色に奏で染め上げ。
冬。
クライマックスへ、全存在巨声に魂め動乱が一極、世界、私信、波、シンフォニー…
機械的に放たれ三千百五十三万六千粒の気泡…完璧に天体美麗星雲…ダイナミック騒ぎ逢いブツケ遭った咆哮と放射の行方。窮極に沸騰した宇宙の涙…
年の瀬。
無音世界へ…
リセット!
次なる生命の粒立ちて。
皆それぞれ感じてください。
一応時計に関する設定がありますよ。