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1人にしないで

それから、また、1週間が経った


私は1週間も玲人くんを避けてる

そろそろ返事しないと…

でも、また、拒否したら…怖い

嫌われたくない…


玲人くんは、色んな女の子に話かけられてる

ずっと、苦しくてイライラしてて…

これって…ヤキモチ?


その日の放課後


玲人「柊…」


璃琥「…はぃ」


玲人「一緒に帰らない?」


璃琥「はい」


と私と玲人くんと帰宅する事になった

いつもは、千瑚ちゃんと帰ってるけど

今日は、遠慮してくれたみたい


2人並んで歩く

でも、2人共、無言で

ただ、時間だけが進んで

道を歩いてるだけ


玲人「柊」


璃琥「はい?」


玲人「ちょい、2人になりたい」


璃琥「…コクリ」


私は首を上下に振った

入ったのは、カラオケボックス


カラオケボックスに入って

椅子に座る2人

少し離れて座る


少し無言が続く

私から玲人くんに寄り添い

玲人くんの手を握る


玲人「柊…?」


璃琥「玲人くん…来ないだはごめんね…」


玲人「構わんよ」


璃琥「ぅん。あれから男性恐怖症になっちゃって見るだけでも怖くて…でも」


玲人「でも?」


璃琥「玲人くんは怖くなくて…それより…」


玲人「…?」


璃琥「愛しくて…他の女の子と話してるの見ると苦しくて…」


私は、少し恥ずかしそうに言った


玲人「柊…抱きしめてい?」


璃琥「え…?」


ギュッ


玲人「…怖くないか?」


璃琥「…ぅん(*ノдノ)」


玲人「良かった…」


璃琥「うぅ…泣」


玲人「どーした」


璃琥「一人になりたくないよぉ…泣」


玲人「え?」


璃琥「一人にしないで…泣」


玲人「させねぇよ。俺が傍にいる。」


璃琥「ぅん…泣」


と私達は、恋人になった。


続く


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