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Scene 4

「ほほ。このお方が、今時代の神様かの?」

 白髭を蓄えた老人が、眼光鋭く俺を見上げる。

「長老! 態々お越し下さったのですか?」

「神様おわす処に我在りじゃて」

 ――……よっぽど、この長老の方が神の貫禄。尻尾巻いて逃げるか? 逃げ場無いけど――

 唯々卑屈になってく。


「ほれ、お前達が騒ぐで神様が何も言えんくなっておる。すみませなんだ」

 深々と下げられる頭。

 ――止めてくれ。俺なんか、そんな器じゃない――

「俺は神じゃないです。時代に文句言うばっかの、十把一絡げな高校生で、何の力も無いんです」

「コウコウセイとは何ですかな?」

 ――ふぉっ? もしかして時代錯誤? そもそも、このゲームの世界観て?――


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